小高まあな

毎日会うし、一緒に暮らしてる。 でも、父親の顔を知らない

古本屋に行くのは食事の調達 訳アリ男女のお話

友人から届いた手紙 それは素直に喜べない、彼女の新しい門出のお知らせ

「はぎゅみ〜が、あなたに愛を教えてあげる！」 暴力なし！ハグで事件を解決する魔法少女もの

アラフォーになってからの押しかけ女房 もう、色々遅い。

「新しい未来のために、悪意にはご遠慮願おうか」 未来の戦士のために戦うヒーローの短編

10年前の夏、俺は神様に会った。 ゲームセンターで。

私たちは同じ顔を持っている。 でも、嘘もつけない彼女と違って、私はとてつもない嘘つきだ

わたしは今まで泣いたことがない。 日々を淡々と過ごす女子高生アネモネの唯一の楽しみ。 それは、密かに思いを寄せる彼が、校庭で遊んでいるのを見ることだ。

見つけた図書館は、個人が作った図書館だという。 初めて本を読み、楽しみ、翌日に向かうが……

異星人がもたらしたバラ。 地球の環境を整えてくれるそれを、メシアと人は呼ぶ でもわたしは、それを怖いと思う

Uターンラッシュで進まない車。 その中で私は、ラジオで都市伝説を聞いた

私の仕事は異星人の世話だ。 もうすぐ彼らの祭りの時期がやってくる。 それに対して、やってきたばかりの新人が張り切っていて……。

私の夫は異星人だ 見た目は地球人に極めて近いけど、大きな違いが一つある

甘味処　大和撫子。 その店は、駄目マスターとマスターに惚れた弱みで辞められないバイト女子高生理恵とで成り立っていた。 そこに加わったのが、金魚鉢餡蜜を一気に平らげた自称不老不死の…

定時は22時、という名言を残す佐野さんにとって休日出勤など何でもないのであろう。 ドン引きだ。

三年前、日本政府はある事実を公表した。なんと、いわゆるパラレルワールドな異世界と、日本との境界が曖昧になって、五年以内に一体化する可能性があるというのだ。 一体化を阻止するために…

私の双子の妹は、迷いというものがない子だった。

やられたらやり返す。 勇者に攻め込まれ、命からがら城から逃げ出した魔王はそう誓った。

正義のヒーローVS悪の組織、の労働環境争い

多田くんはクラスで浮いている。 最近、物理的にも浮き出した。

翠川蘭子は、あとがきが長いことで有名な作家だった。 それにある秘密があることに気づいた

　私は小泉くんの背後霊。ただ、背後霊歴は三ヶ月だけど。 　生前彼とは縁もゆかりもなかったけれども、彼の優しさに惚れて背後霊になることを決意したのだ。なす術もなく、事故にあった交差…

　十月の満月の晩に生まれた子は、「××」と名付けられるのがこの村の習わしだ。 　なぜならば、その子は山奥にある泉に住む、龍神に生贄にされる運命だから。だから、名前など不要な

　高校の時、友達とふざけて行った占いの館で、黒い爪をした占い師に言われた。 「あなたは高いところに住まないほうがいい。引きずられるから」

テンションをあげることが苦手だ。 クールな人だと思われて困っている。 そんな時、私が出会ったのが「エナジードリンク・弾ける」だった

手を一度握れば、ビビッとくる。それがその結婚相談所の売り文句だった。

隣の席の先輩が退職する。 置いていった猫のフィギュア、どうも私の代わりに働いてくれている気配がする

中島カレンは恋多き女である。 そんなカレンには、少し変わった性質がある。時間や空間を超えることが出来るのだ。

死後、木になるように遺伝子をかきかえられた世界。 美味しい実をつけ、食べてもらうこと。 それが私達のステータスだ。

人気男性グループ・ネナトウーラ そのメンバーたちが、吸血鬼にクレームをつけられたり、自分のそっくりさんに遭ったり、同じ日をループしたりと次々に怪奇現象に巻き込まれる連作短編 ある…

七不思議を追うと、いつもそこに彼女がいた。 文芸部の透史は、部長の趣味に合わせ部誌作成のため、七不思議について調べていた。 呪いのピアノ、深夜のバスケットボール、招かれざる生徒…

「神山さんなら、私の盾になってくれる」 「金の切れ目が縁の切れ目だろ、依頼主様」 祓い屋一族の跡取りである一海円は、自宅から盗まれた壺に封印された物の怪退治の護衛役として不死の…

「世間なんて曖昧なもののためじゃなく、白藤。私のために戦いなさい」 半年前、突如として現れた謎の怪物X。 Xから人々を救ったのは、どこからともなく現れた銀色の戦士・メタリッカー…

ずっとずっとアイドルに憧れていた。 祈りは通じた。悪魔にだけど。 寿命10年と引き換えでも、恋をしてはいけなくても、私はそのチャンスを逃さない。

あの夏、僕は誘拐された。 そして、今でも心はとらわれている。

魔女に呪いをかけられた姫君は１００年の眠りにつく。 そんな彼女を、助けたいと思う青年がいた。 どこかであったかもしれない、眠り姫の物語

原因がなんだかわからない。 でも、昨日、わたしはフられた。 終わってしまった恋のお話

私の世界は主に３つの場で構成されて、いた。 あなたと出会うまでは。

ベランダから人気者の堂本くんが、友達と遊んでいるのを見るのが好きだった。 堂本くんと仲が良い佐野くんに協力もしてもらっていた。 だけど、堂本くんには最近カノジョができたらし。

若くして亡くなった仁科千尋。 事故だと思われているが、あれは殺人だ。 その犯人を断罪するために、わたしは実家に帰省した。

マダム・リーの館。 そのスマホアプリは、私たちを助けてくれる

処刑されて首だけになった姫君。 恨みを買って首がどっかに行ってしまった騎士。 彼らは森で出会い、お互いの体と首を狙ってバトル勃発！

告白するつもりはない。 脈がないのはわかっている。 失恋したら気まずくて、引っ越さなきゃいけなくなるから、だったら告白なんてするつもりはない。 それでも、隣に好きな人が住んでいる…

七瀬理沙はいじめられている。 でも、火のないところに煙はたたないともいう。 ヤンデレ百合っぽいもの。

その桜の満開は二回ある。 時を越える桜に翻弄される人々の物語

　僕は名探偵だ。 　どんな難事件もたちどころに解決する。最短は一時間で、多くは二時間で、最長でもワンクールで。

死んだ魂を刈り取って終わるはずだった。 なのに、何度冥界に送ってもそのストーカーは戻ってくる。