テイルズオブ西野を読んで下さる皆様。「西野 ~学内カースト最下位にして異能世界最強の少年~」の10巻が12月25日に発売となります。今夏にもご案内をさせて頂きましたとおり、丸っと一本、ウェブ未掲載のお話でのご案内です。
さっそくではありますが、本巻のアピールポイントを挙げさせて頂きますと、まず最初に客観的な数字として、ボリュームがあります。
これまで一冊あたり12万文字前後で推移していた本作ではございますが、10巻はこちらを大きく越えて、約17万文字でのご提案となります。大まかにご説明させて頂くと、大判(新文芸)と同じくらいの分量です。
それでいてお値段は据え置きでのご奉仕となります。
大変お買い得な1冊になっていることと思います。
もちろんテキストの水増しなどは一切行っておりません。それでは何故に10巻だけ文字数が増えたのかと申しますと、本来は上下巻構成で想定していた内容を、9巻の後半と合わせて1冊に盛り込んだ為です。
肝心な内容については、以前のご案内に相違ございません。
西野がホストにチャレンジします。
真正面から体当たり、といった展開になるかなと存じます。作品の分水嶺として、詰め込めるだけ詰め込ませて頂きました。フツメンが臨むイケメン界への挑戦、少しでも楽しんで頂けたら幸いです。
ところで、ライトノベルとはイラストあっての商品です。
取り分け私の著作物は、その傾向が強く感じておりまして、イラストレーター様のお力によって支えられているところが大変大きくございます。これは本巻も例外ではなく、非常に魅力的なイラストの数々が掲載されております。
しかも本巻では、「化粧で雰囲気イケメンになったフツメン主人公」という、ラノベ史を紐解いても話題に上がったことのない主人公が登場します。「またのんき▼」先生におかれましては、いつもご迷惑をお掛けしてしまい大変申し訳ありません。
そして、今回も素晴らしいイラストの数々を誠にありがとうございます。
既に書影を確認されている方はご存知かもしれませんが、10巻のキーとなるキャラクターは委員長でございます。テキストだけでは決して届かなかったところまで、事細かに描写を頂戴しましたこと、この場をお借りして深くお礼申し上げます。
フツメン西野がどこまで頑張ることができるのか。
恐らく本巻の売り上げで今後が決まることと思います。
どうか皆様、「テイルズオブ西野」をよろしくお願い致します。
https://kakuyomu.jp/publication/entry/2018042003