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【防カメ】作品へのスタンスと感想への考え方について

いつも拙作を応援いただきありがとうございます。

先日小説家になろうの感想欄にて読者さんとちょっとしたやり取りがあり、それを受けてのご意見で「感想を見ないようにしたら良いのではないか」とか、「感想の受付をしないようにしたら良いのではないか」というお声もいただきましたので、そのあたりも含めて私の作品へのスタンスと感想への考え方についてご説明させていただきます。


今までも時々書いてきたことですが、本作は現実の日本において存在し得ることのみで綴りたいと考えております。
おそらく一番突っ込まれるところであるところの「冬樹が投資で多額の資産を築いていること」についても、元手資金と取り組み期間でそれ以上に利益を出せる可能性がある範囲で設定しています。未成年ではないですが50万円を元手に数年で7億円まで資産を増やした人は実在しますし、投資教育の一環で親がこどもに投資口座を持たせて運用させているご家庭も居ますので、合わせて存在し得る事象であると言えます。

なろうの感想欄でしばしば指摘が入ってきていた司法についての考え方ですが、裁判はほぼ100%結果が出ているように見えてもやってみないとわからないことがあるのが現実です。
特に刑事裁判を例に挙げれば、検察はほぼ100%有罪判決になると判断しないと起訴しないと言われていて、実際に起訴した事件は長年約99.9%くらいの割合で有罪判決が出ています。
ですが、検察が起訴した案件でも0.1%くらいは無罪判決になっています。刑事裁判のプロが100%勝てると判断して起訴したにも関わらずです。

ましてや民事裁判なんかは、どう転ぶのかなんていうのはやってみないとわからないのが現実です。
それを「法文にはこう書いてある」とか「こういう事例があった」などという程度の理由で「間違っている」「現実的ではない」と言われるのは、承服できない物言いとなります。

更に言って離婚で言えば、際して裁判所を関わらせている人は少数派です。
厚労省が公表している令和2年の数字で離婚に対して裁判所が関わった割合はおよそ11.8%で、しかもそれは離婚自体は同意しているものの、子供の親権を争ったり慰謝料や財産分与を争った事案を含めての数字です。

更に言えば、例は少ないですが離婚に際して有責配偶者が切り出し成立していたり、更には金銭をもらっている事例すらあります。
昔ネットで話題になった”伝説の92”みたいに離婚したら自分に責任があっても慰謝料をもらえると思っている女性もいるし、それよりは少ないながら男でも離婚する時には理由の如何に関わらず男が慰謝料を払うと勘違いしている人もいます。

そういったものを都度調べ「実現するかどうか」「設定に無理がないかどうか」を検証してから作品へ反映させております。

私は凡俗を自覚している人間ですので、間違ってしまうことがないとは思っていません。
ですので、いただいた感想からその間違いを是正できるご意見がいただけそうだと考え詳しいお話を伺いたいと返答にて質問をさせていただくこともありましたし、
今後も意見聴取の機会として感想を受け付けたいと思いますし、そこで気になった内容については質問をさせていただきたいと思います。

繰り返しになりますが、本作は【現実の日本においてあり得る要素のみで構成すること】を前提とした作品です。
そのため「存在し得るかどうか」は適宜調べて検証しています。

質問された疑問に対しては都度説明したくもありますが、それをやっていると時間が足りなくなるので恐縮ですが個々で調べていただき、それでもなおおかしいと言うのでしたらエビデンスを添えて書き込んでいただけると幸いです。

これからも応援いただきますと幸いです。よろしくお願いいたしますm(_ _)m

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