スイスで開催予定だった女子世界選手権が中止となり、代案としてカナダ、カルガリーにて女子世界選手権開催が決まりました。
4月30日〜5月9日までの予定です。
北海道銀行(フォルティウス)の選手の皆さんへ精一杯のエール送ります(すでにめちゃくちゃ頑張られていると思いますので)。
私が最大懸念しているのは、見る側の態度です。
先に考えておきたい。
例え世界選手権がどのような結果になろうとも、北海道銀行の選手達は讃えられるべきであり貶められてはならない。
例え日本代表決定戦でどのような結果になろうとも、北海道銀行、ロコ・ソラーレ両チーム選手は讃えられるべきであり貶められてはならない。
ごく一部カーリングファンではなく選手個人のファンが選手を貶める発言をしているが悲しい事態です。
以下、Wikipedia様から抜粋したカーリング精神の全文です。
部活でも必ず最初に習う精神です。
見る側にもカーリング精神を。
カーリングは、技量と伝統のスポーツである。うまくいったショットを見ることは喜びであり、カーリングの真の精神が実践されているこのゲームの由緒ある伝統を目にすることは同じく素晴らしいことである。
カーラーは勝つためにプレイするのであって、決して対戦相手を貶めるためにプレイするのではない。真のカーラーは、決して相手の気をかき乱そうとはせず、また相手が最善を尽くそうとすることを妨げようとせず、そして不当に勝つくらいならむしろ負けることを選ぶだろう。
カーラーは決して故意にこのゲームのルールを破らず、またその伝統を見下さない。万一、不注意にもそのようなことを為してしまったと気づいたならば、誰に言われるまでもなく、自ら違反を申し出るものである。
カーリングというゲームの主たる目的はプレイヤー間の相対的な技量を明らかにすることであるが、一方でカーリングの精神は、善きスポーツマンシップ、温情、そして高潔な振る舞いを求める。この精神は、ルールの解釈や適用のしかたに生かすべきであるのみならず、アイスの上にあるとなきとにかかわりなく、すべての参加者の行動の指針となるべきものである。