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★が10,000を超えました!

皆さまの評価ありがとうございます!!

感謝の言葉が思いつきませんので、
アランに優しくしてあげて、というコメントをヒントに
即興ですが、第1話の特別編を書きました。



◇◇◇

 バシャッ! と冷たい水を顔にかけられ僕は目覚めた。


 おそらく僕は、アラン・ヴァーミリオンに転生したのだ。
 んで、この体の境遇は不遇だった。


「まったく、訳のわからん【^6()°】などというスキルしかないくせに」


「そうそう、しかも他のスキルの適性が全くなかったんだからね。神様から見放されてる生きる価値のないクズだよ。ねえ、父上?」


 そう言いながら父の部屋に入ってきたのは三つ上の正妻の子、ケインだ。
 そして、【剣豪】のスキルを持っている。
 これは成長すればいずれ【剣聖】となることが分かっている。


 僕ももし剣士系のスキルを持っていれば、ケインのスペアとしての意味があったかもしれないが、10歳のときに教会の『覚醒の儀』で授けられたスキルは、【^6()°】という読めないし使い方も分からないスキル。
 そのうえ、他のスキルについての適性はゼロということもそのときに判明している。
 

 そして目覚めた僕は【^6()°】の意味を知り、覚醒する。
 なるほど、【リバース】か。
 転生時に文字化けしていただけだったんだ。


 目の前で怒る父と、僕を見下すケイン。
 真人間に変えてやる。
 【リバース】、この二人の性格を反転させる!


◇◇◇


「おお、儂はなんということを…… 息子に暴力を振るってしまうとは! すまぬ、アラン許してほしい」


 がばっと土下座してくる父。


「父上、申し訳ありません! 家宝の壺を割ったのは僕です。父上に怒られるのが怖くてアランのせいにしてしまいました。アラン、すまなかった!!」


 父と同じく土下座したケイン。


「そうだったのか。父上、ケイン。……謝ってくれればいいんだ、ほら立って」


「アランよ、儂は目が曇っていたようだ。家を継がせることばかり考え、剣のスキルを持つケインばかり優遇しておった。これからはスキルなど関係なく家族仲良く暮らしていこうではないか」


「はい、父上!」


◇◇◇

物語が続きませんね……

2件のコメント

  • おめでとうございます!
  • ありがとうございます!
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