前にも近況ノートで書いたと思いますが、実は仲間になるメンバーは欠如した部分があります。
宮本小次郎と出会ったことによって再生される。あるいは補われる形になっております。
今日はアニーとナナナが何を欠如して、何を宮本小次郎に補ってもらっているのか解説していきたいと思います。
ぱちぱちぱち。
欠如している部分を語る前に、どういう風に作ったのか、ということを軽く説明させてぇ〜。
実はプロットは2章から書きました。
ナナナを初めに出てくるヒロインとして考えておりました。
だけどナナナの過去シーンが暗すぎて、読者様が付いて来ないんじゃないか? と懸念して、ナナナちゃんは2章に回ってもらったという事情があります。
そういう事情もふまえて、何を欠如して、何を補っているのか?
アニー→耳たぶに穴が開けられて、魔力が欠如している。
魔力がない代わりに、宮本小次郎には剣を教えてもらい、ナナナという友人ができる。
自分では回復魔法は使えない。だけどナナナには祈りがある。
私達の常識ではエルフは魔法系で、獣人は戦闘系ですよね? それが欠如していることによって逆になっております。
ごめんなさい、エルフって魔法系なんですか? 弓と魔法が得意と私が思っているだけです。
アニーにはナナナがいる。
ナナナが欠如している部分を補っております。
始めから2人が友人になっていくように考えておりました。
ナナナというヒロインがいなければ、アニーというヒロインがいません。
2人は1つ。
2人はプリキュアみたいな感じですかね。
それじゃあ次はナナナ。お前さんは何を欠如しているんだい?
ナナナ→牙を欠如しております。
獣人にとって牙を失うということは、狩りで獲物を仕留めることができない状態です。
食事を失った状態なのです。
宮本小次郎が補っているのは、食事です。
そしてナナナは無知で元気なキャラクター。
知識が欠如している、という点もあります。
その欠如は誰が補っているのか?
そうです。アニーでございます。
2人はプリキュアです。
セドリッグの教育を拒絶したナナナ。
だから教える人がいません。
アニーが先生になって、欠如しているナナナの知識を教えているのです。
2人はお互いのことを補あいながら成長していくのです。
これから2人が宮本小次郎を取り合うシーンとか書くのが楽しみ。2人が成長していくのが楽しみ。
これは余談ですが、本当に超余談ですが、超堅苦しい本を読んでおります。
今、読んでいる本は、「日本人だけが知らない戦争論」という本でございます。
なぜ戦争は起きるのか? という内容が書かれております。
ミナミを取り戻すために戦争を書かなくてはいけなくなったので、私は必死でございます。
なぜ戦争はおきるのか?
それはお金のためらしいです。
お前には国の誇りがないのか? ←違います。お金のためです。
宗教や、色んな問題で戦争が起こっていると思っておりましたが、違います。お金のためです。
世界大戦は通貨発行権をめぐる戦いだと、この本は語っているのです。
たぶん勉強しても、小説の中では勉強した部分は、たった一行しか書かれないかもしれません。
その一行があることで、リアルになって感情を刺激すると私は考えております。だから嫌いな難しい本も読めます。
早く書きたいな。たまらなく面白い。
次の章は魔王編でございます。