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『性奴隷を飼ったのに』2章の始まりのプロローグを変更した理由

2章の始まりのプロローグを変更しました。
前のプロローグが暗すぎて、もう少し先の回からプロローグを持ってくることにしました。

プロローグに書いているのは成長したシーンでございます。

前回は泣かない獣人が泣いた、という成長のところをプロローグに書きましたが、

変更したブロローグはナナナが美しくなったシーンを書いています。

もし良かったら読んでみてください。




ちなみに、この作品の元ネタというか、何をリスペクトして書いている作品なのかというと、『マイフェアレディ』でございます。

オードリヘップバンの、あの名作に感銘を受けて書いた作品でございます。

『マイフェアレディ』の中には男女共に共感ができる要素が含まれているような気がします。

これは気がするだけなので、間違っていたらごめんなさい。

男性向けは、→社会的な地位や名誉を得る作品が多いな、と私は感じていました。勇者になったり、魔王になったり、王様になったり。

女性向けは、→身内から認められる作品が多いな、と私は感じていました。彼氏から認められたり、友人から認められたり、家族から認められたり。

名作、マイフェアレディのすごいところは、男性向けにも女性向けにも描かれているというところなのでございます。

訛りの強いイライザという花売りの汚い娘が主人公。
ヘンリー教授は、汚い娘を綺麗にし、貴族から一目を置かれる美しい女性にしていく、という話でございます。

ヘンリー教授視点では、自分の能力で汚い娘を貴族から一目を置かれる美しい娘にした、という社会的欲求が満たします。

イライザは、それに不満を感じるのでございます。
彼女はヘンリー教授に自分を認めてほしかった。

最終的にはイライザの承認欲求も満たされます。

マイフェアレディという作品には男女共に楽しめる要素が含まれている、と私は映画を見ながら驚愕したものでございます。

こういう作品を作ってみたい、と思って書いたのが『性奴隷を飼ったのに』。


本当はタイトルも2パターンありました。
『俺みたいなタイプが異世界に転移するのは間違えている』
『性奴隷を飼ったのに』

ずっと迷って、後者にしました。

この作品は少女の成長が描かれる作品だからです。
少女を表す言葉がタイトルに含まれていた方がいいんじゃないか? と最終的には思いました。


主人公の宮本小次郎という存在は少女達にとって何者なのか?

承認欲求を満たしてくれる王子様。
それと自分のことを成長させてくれる先生でもあります。

それを考えた時に、前回に書いたプロローグより、今回書き直したプロローグの方がシックリくるのかもしれません。

美しい女性に成長したナナナの隣には、宮本小次郎がいる。


書き直す前のプロローグを読まれた方、
ちょっとネタバレしちゃいました。
テヘペロでございます。

ちなみにプロローグとは序章のことを言います。

それじゃあ私が物語の始まりに書いている、あのシーンは何なんでしょう?
 
私が書いているのは、本当はプロローグではなく、
ネタバレを先に書いている、ってだけなんだと思います。

こういう作品だから読んでね、タイトルは変だけどエロい作品じゃないよ、っていうことを読者様に伝えたくて書いていました。













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