『殴れリリアス』において、大体の事件の裏側に皇帝がいます。それは、今回の章でも例外ではありません。
皇帝はただ自分の目的のために動いています。そこにリアちゃんの味方とも敵とも関係ありません。今までは皇帝のお気に入りがリアちゃんというだけで、リアちゃんの得になるような行動が多かっただけで、本質は誰よりも利己主義なのです。
リアちゃんが己の意図にそぐわない行動を一つ起こすだけで、あっさりと見捨ててしまうかもしれません。
皇帝は世界をまわすプレイヤーなのです。
NPCの気持ちとか生死とか気にしません。
見据えるのは、戦局と対戦相手のみ──。
それが、『プレイヤー』たるものでしょう?
以上紅葉でした!
あと少しで二章も完結です!
もうしばらくお付き合いください!