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私の読書歴!(布教も兼ねてる……)

★200!
ということで、なにかやらなくてはと思った結果が私の読書歴公開です。いえーい!
★100、SS企画のような重厚なものはリアルさんのさじ加減で無理です……まことに申し訳ない。
アズサちゃんがようやく帝国軍と面接したところなので……。
くそう、レポートめ……。

 ◇

本題です。私の読書歴!
※という名目の自分語りです。


・まず、未就学児時代!
なお、記憶にあるもののみとなります。

私は自然科学系の図鑑を読むのが大好きだったそうで、雪の結晶やら火山の噴火の仕組みやら、宝石のキラキラした絵やら……そういうものを読み込んでいました。
特に気に入ったのが宇宙の図鑑です!
ありゃあ、もう最高ですね!
一時期の夢が宇宙飛行士になったこともあったほど。私の人生のバイブルです。
……しかし、宇宙の図鑑で開くのは惑星の組成やら星の誕生の仕組みやら『太陽はどうして光ってるの?』からの核融合の仕組みやらでした。理系でした。
キラキラした星座や星占いのページは新品同然です。……たはは。
可愛くない子供だったんでしょうね。
その他にも、両親が買ってきてくれた『道徳心を育てる日本昔話』なんかも読んでいました。
……『さるかに合戦』を読んで本当に道徳心が芽生えるのでしょうか。不思議ですね。
ミッフィーの絵本なんかも大好きでした。いいね。
当然ながら、小説とは縁遠い時代でした。
読んでいたのは図鑑と絵本。
しかし、図鑑を幼い頃に読み込んでいたお陰で、今の私──『設定厨』の自分がいると思うのです。
ゲームソフトを買ったら説明書は端から端まで読むタイプ。
公式サイトに掲載された裏設定なんかがあれば、片っ端から頭に叩き込んでいました。
今でも小説の設定集や世界観設定が大好物です。そういうの持ってるという方はぜひ私に見せてください。喜んで食べます。

・小学校!
漫画マンガまんがぁ!
といった感じでした。まあ、小学生ってみんなそうでしょ……?
『かいけつゾロリシリーズ』がバイブルでしたね。
あれ、話が面白いのはもちろんですが、ページ一つ一つの端っこまで、細かいネタがいっぱいあるんです!今読んでも、面白い……やっぱりゾロリシリーズは最高だぜ!
そして、ついに運命の転機が訪れます。
小説との出会いです。
今まで家にある小説と言えば、両親の趣味で海外の翻訳されていない原文の小説ばかり。もちろん、読めません。
そんな中、小学校の図書館で幼い紅葉は出会ったのです。
『ぼくらの七日間戦争』に!!
ポプラ社が出版している神小説です。
『かいけつゾロリ』、『11ぴきのねこ』、『バムとケロ』、『サバイバルシリーズ』くらいしか図書館で借りてこなかった自分にその神小説を勧めてくれたのは幼馴染みでした。
初めは『文字ばっかじゃん! ばっかみてぇ!』と完全に舐め腐っていた私ですが、当時その幼馴染みに絶賛恋心を抱いていた私はしぶしぶ受け取って見てみました。私の小説との出会いは中々不純なものでした。

……そして、『ぼくらシリーズ』にどハマリしました。
幼馴染みとの恋の駆け引きとか、そんなもんは頭から吹っ飛びました。
しょうがないじゃん……。面白かったんだもん!
生き生きとしたキャラクターに、今考えてもぶっ飛んでんな……と思えるような相原の計画。英治のいたずら……。
そして、ピュアっピュアな恋模様!
一つだけ言わせてもらう……。
英治、お前はひとみと幸せになったようだが、純子のことはどうしたんだッ!!!! ぶっ◯すぞ!!
はい、私は純子派です。あんな家庭的な子をほったらかしにして美少女のひとみにほいほいついていった英治にヤキを入れてやりたい……。
とまあ、今でも鮮明に思い出せるぐらいには思い出に残っています。あの解放区……あの学校……あの老稚園はまだ心の中にあるのです。

色々あって、一年程度入院して……両親が本屋大賞だったから買ってきた『鹿の王』を入院している最中に読みふけって……。ホッサルマジかっけぇ、ヴァンマジかっけぇ……ユナまじかわええ……。
あの幼馴染みから大好きだったアニメ『ファイ・ブレイン』の大門カイトのイラストなんかも御見舞としてもらいつつ(曖昧だった恋模様は完全に覚醒)、最初のラノベに触れる時が来てしまいます。
それは、入院時に両親が差し入れてくれた本の中にありました。たぶん、ラノベにしては表紙が地味めだったので買ってきたんでしょうね。
その名は『異世界居酒屋「のぶ」』……初めてのライトノベルでした。後から知りましたが、なんと『小説家になろう』発祥だとか。まさかのなろう系(純粋)です。
当時まだ小学生だった私にそんな異世界居酒屋のラノベを買ってくる両親もどうかと思いますが……。
結論から言えば、めちゃくちゃ面白かったです。推しはしのぶさんです。ハンスとの絡みで小学生の私の脳を焼きました。
美味しそうなグルメが盛りだくさん! 対して私の日常はめちゃくちゃ味の薄い病院食!
……両親を恨みました。

無事退院して、色々あった後、ついに舞台は中学校へ!

・中学校
その頃、私は『角川つばさ文庫』にハマっていました。
『怪盗レッド』、『いみちぇん!』、『星のカービィ』。
特に面白かったのが『黒猫さんとメガネくんの初恋同盟』でした。
一言。椎名さん、かわよ。
ありゃあ、もう反則ですよ反則。さっさと主人公は椎名さんを幸せにする義務があると思うのです。
中学校に入ってからは、ラノベとは縁遠かったです。
部活のパソコン部では、部員と毎日遅くまでゲーム開発をしていて、同級生からは白い目で見られたりしていました。色恋沙汰は一切なし……ありゃあ、ねぇわな。あいつらとは……。
しかし、なんの因果か……再びラノベと巡り合うときがやってきてしまいました。
技術室の机の中に置き忘れるように一冊だけ入っていた『Re:ゼロから始める異世界生活』……。
授業中の先生の声が全く聞こえませんでした。めちゃくちゃ面白くて……ラインハルトが強くて……スバルがうざ格好良くて……エミリアたんが最高でした。
今でも大ファンです。
即刻家に帰って、『小説家になろう』を二年ほど放浪しました。あの頃はまだ異世界転生が流行っていた時期です。異世界は、本当にキラキラしていて輝いていました。ランキングの上位から舐めるように見て、一日の読書量が60万文字を超えたことだってありました。
もう、最高です。このままではニートまっしぐらです。
中学校にはスマホを持ち込んではいけません。(てか、私は当時スマホを持っていませんでした。両親のお古を借りていただけでした)
さて、どうする?
決まってますね。
紙媒体の書籍ならカバーを被せれば読んでもいいやろ!
ということで、近くの書店にて『ソードアート・オンライン』を二十巻ほど一気に購入し、授業中でもなんのその……めちゃくちゃ読みふけっていました。
両親は本はいくらでも買ってくれました。だから、そのことにつけ込んだ私はラノベを買いまくったのです。
幸せだった……。
なお、高校受験。勉強していなかったので、死ぬ気で一夜漬けしてなんとか落第ギリギリで中ほどの高校に滑り込みました……。危なかった……。

・高校生!
高校では、私の書き物人生の始まり──文芸部との出会いがありました。部員全員でSSみたいな小話を載せる部誌がありましたが、それを切り捨てて十万文字の個人誌をひたすらに書きまくっていました。
三年間で五作品を書きました。十万文字です。
勉学に励めよっ! となりそうですが意外にも先生方は何も言ってきません……。恐らく当時担当していた国語の先生が私の個人誌のファンだったらしく……そのおかげもあるのかもしれません。
もちろん、様々なものを読んでいました。
その頃は公募も意識し始めた頃ですから、有名な出版社の大賞作品や金賞作品を中心に読んで色々と勉強していました。
整った文体だと以前、私を評価してくださった方がいましたが、この頃の勉強の賜物だと思います。
図書館を根城にして、色々なものを読んだり書いたりしました。その過程で図書館の先生とも仲良くなって、私の欲しい本を仕入れたりしてもらったことも……。
その過程で出会った『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』は、もはや殿堂と言ってもいいほどに面白かったです。ベルくん……割とハーレムなのに嫌な感じが全然ない。なぜならベルくんは命をかけて冒険しているから。
最高でしたね。
その他にも『キノの旅』や同作者の『アリソン』、『リリアとトレイズ』、『メグとセロン』、『一つの大陸の物語』にもお世話になりました。
あれが全部揃ってる高校の図書館ってうちぐらいしかないと思います……。
世代がシリーズごとに変わっていく。登場人物たちがゆるく繋がっていて、最後はみんな集合するのがたまらなかったです。
そして、ぜひ皆さんに読んでもらいたいのが『終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか?』です。
これが人生をひっくり返してしまいました。
終末に生きる人々……命を散らして世界を延命する少女たち。過去の残骸たち……。
最近完結した続編の『終末なにしてますか? もう一度だけ、会えますか?』もめちゃくちゃおすすめです。
切ない。哀しい。
感動できる。
最後のシーンは、ぜひ皆さんも読んでみてくださいね。
ちなみに、最初の小説を渡してくれた幼馴染みとの恋模様(十年弱)ですが三年の文化祭で見事玉砕しました。
小学校以来、まともに絡みがなかったから当然といえば当然なのですが……。
私が幼馴染み属性大好きなのは、大体この人が影響していると思うのです。爪痕はきっちり残しやがって……。

大学受験を経て、現在に繋がります。

◇大学生!
カクヨムに投稿し始めた時期に、レポートの山……。
誰かぁ……助けてぇ……。
一人暮らしも始めたため、紙の本主体から電子書籍主体に変化しました。
電子書籍で最初に買ったのはセールで安くなっていた『狼と香辛料』の合本版です。ホロがかわいい……。
そして、皆さんにぜひ読んでもらいたいのが『なれる!SE』です。
社会人の地獄と興奮を味わえる傑作です。システムエンジニア用語が多分に含まれますが、頻繁に解説が挟まるので読んでみてください。めちゃくちゃおすすめです。

 ◇

以上、私の自分語りと読書歴でした。
いかがでしたか?
私の解像度、高くなりました?
・知ってる作品がある!
・気になる作品がある!
など、ぜひコメント欄で色々反応いただけると嬉しいです!

2件のコメント

  • 小学生で一年入院とは大変な思いをしましたね。
    理系の知識を活かせるのは大きな強みだと思います。
    説明書を熟読する人を初めて知りました。
    それにしてもお若いですね。作品に世代を感じました。

    ……というか長すぎぃ!
  • かぐろば衽様

    大変でしたが、そのおかげで素敵な本に出会えたと思うことにします。深く考えるとドツボにハマって精神がゴリゴリ削られそうなので……。

    私って何でもかんでも理論を求め過ぎる傾向にあるようです。なので、ファンタジーを書いていたら、いつの間にかSFになっていた……! ということが良くあります。なので急にSFチックになっても温かく見守ってください。

    説明書熟読はゲームソフトの説明書なら分かりやすいと思います。最近のゲームは電子説明書で、あまり見なくなってしまいましたが、初期のWiiのゲームソフトの説明書なんかは、とても色彩豊かで裏技や裏設定なんかも書いてあって、読むのが楽しみでした。
    それがラーメン屋に入って、暇な待ち時間にラー油の成分表示まで目を通す──という方向に進化を遂げました。どうしてこうなった。

    年代別で読書歴は変わってきそう……。かぐろば衽様の読書歴も知りたいですね! 私、俗っぽいのしか読んできておりませんので……。
    読書歴に上がった作品で、気になったものがあれば、ぜひ手にとって見てください! 後悔はさせませんよ!

    ……長いですよね……半分くらい私の人生の記録ってことなので許してください……。
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