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カクヨム甲子園で大賞を頂きました

この度、「辻・ツマ合わせ」がカクヨム甲子園2025でショート部門の大賞を頂きました。たいへん光栄に思っています。運営様並びに選考委員のあさば先生、この作品を読んで下さった方々、もしくはこれから読んで下さる方々にこの場を借りて感謝申し上げます。

厚かましくて恐縮ですが、応援・星・レビューなど頂けると非常に励みになります。全てくまなく目を通し糧にしていきたいと思います。

それから、身の程知らずなことを言うようですが、昨年中間選考を通過した「ゴッホになった男」「ポータブル異次元」、今年中間選考を通らなかった「記録的アニキ」「『私』チャレンジ」、いずれも丹精込めて書き上げました。この機会、ぜひお時間のある時にでも目を通していただければ作者冥利に尽きます。

自分の小説がこのように明確な評価を頂くというのは久しい出来事で、至福を噛みしめては感激する日々です。重ね重ね本当にありがとうございます。たくさん読んでやって下さい。

2件のコメント

  • こんにちは。荒木明です。いくつかの作品を読んでいただきありがとうございます。

    大賞受賞、本当におめでとうございます。
    辻・ツマ合わせは、正直に言うと一度目は、何か圧倒されたような気持ちを抱きつつも、よく分からなままふわっと読み終えてしまいました。それゆえに、ハートをつけただけで立ち去ってしまいました。今回大賞を受賞されたということで、もう一度読み返しました。じわじわとこの作品の深部に身体が引きずられました。個人的にSFの醍醐味は人間の切なさのようなものを感じることだと思っていて、そこがラストに詰まっていました。あの時立ち去ったことをとても後悔しています。この辻褄どうにか合わせられませんか?

    授賞式には行かれる予定ですか?もし行かれるのだったら会えるのがとても楽しみです。
  • 荒木明さん、コメントいただきありがとうございます。端的に言いますとあなたの書く小説をとても面白いと思っていたので、お褒めに預かり舞い上がっています。
     
    「溺れる」については、中間選考の時点で気になって読み始めました。カクヨムで、しかも同年代の方によって書かれた、あのようなテイストの作品を読めるとは考えていなかったので衝撃を受けました。読み進めるごとにびしびし才能に殴られるようなパワフルな文章が刻まれました。ですがはっきり言って、血の海を描いた小説がカクヨム甲子園において結果を残すのは難しいかな、と勝手に想像していました。思慮が浅はかでした。優秀賞を受賞されたことは本当に自分のことのように喜ばしく思っています。改めておめでとうございます。

    ご存じかはわかりませんが、僕の大好きな作家さんの一人に直木賞を受賞された佐藤究さんという方がいます。「溺れる」の翻訳調の文体は、彼の小説を想起させてわくわくしました。ご存じでなければ、押しつけがましいようですがぜひ読んでみてください。とくに「トライロバレット」という作品がお勧めです。

    もちろん授賞式には参加させて頂く予定です。ここに書いたようなことも含めて色々なお話ができれば嬉しいです。
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