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13PVの我が子に捧げる歌

 至らずとも、書いていて楽しかったです。
 自分の中では好きなお話でした。僕が愛してあげられたから、とりあえずこのお話に関してはある程度満足しています。体調を崩して終わり方が急なのが心残り。
 
 自作曲がタイトルの元になったので、記念に。
 機材も何も手の込み方も無いままの、素音源。
 お耳汚しになるかと思いますが、少し本作用に手直した弾き語り曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=QGeEPdeqcUU

『夕暮れ時が終わらない』

夕暮れ時が終わらない はがゆいまま止まる手を見て
明け暮れた日を忘れない 結果未だ留まる掌の夢
隠れたまま見つからない もう良いよと叫んでみて
聞こえたけど出られない 一人分の秘密基地じゃ

錆びた夢の色を思い出しました
描いたところで 想ったところで
誰かの人生も 僕の未来も
何も変わりやしないのにな

僕だけがいる 僕だけがいた 晴れでも雨でも どんな日でも
『ボウッとした幸せ』と『慣れきった不幸せ』に 今日も空は何も言わない
僕だけがいる 君だけ描いた 擦れても荒れても どうしても
触れられない幸せと塗りたくった不幸せに ただ風が通り過ぎていく

夕暮れ時が終わらない 辛いがまだ動く手を見て
明け暮れた日を忘れない 結果未だ留まる掌の夢
夕暮れ時が終わらない……油の匂い漂う振るう絵筆

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