ごぶさたしています。
1年以上間が空いてしまいましたが、「男爵令嬢」を公開しました。
ジャンルは一応ミステリということになってますが、自分の中ではホラ話という位置づけです。貴族のお嬢様に偶然出会う、というのがまずホラ話で、そんな状況でまたホラ話が語られる、という二重のホラ話です。あとはお嬢様萌えが大いにある、という。
この話の大元のアイディアは、ある古典ミステリ小説ですが、だいぶ前に読んだきりなので、あまり似てはいないと思います（一応作中でオマージュをささげています）。で、KIRINJIの「休日の過ごし方」を聴いているうちに、なんとなく形になった、というのが制作にあたってのエピソードです。「old friend,new love」というフレーズなんかモロに影響を受けているな、と思います。
ミステリを書いたのは初めてで、しかも当初は短編のつもりだったので、プロットも作らずに書き出してしまい、辻褄を合わせるのが大変でしたが、まだあっていないところもきっとあるので、その辺はおいおい修正していきたいところです。
あと、せっかくなのでカクヨムの賞にも応募したかったのですが、微妙に字数が足りていないので、角川のキャラクター小説の賞に応募しました。賞に応募するのは人の目に触れるチャンスなので積極的に参加していきたいものです。
さて、次に書く話もミステリです。短編でごくシンプルな話になる予定です。年内に完成できればいいのですが。それではまた。