ラノベ作家。書籍化のお誘い大歓迎です! お仕事のご相談はX(旧Twitter)まで。 ・陰キャの俺が席替えでS級美少女に囲まれたら秘密の関係が始まった。(イラスト・黒兎ゆう先生) 電撃文庫より書籍化決定! ・人数合わせで合コンに参加した俺は、なぜか余り物になってた元人気アイドルで国宝級の美少女をお持ち帰りしました。(イラスト・たん旦先生) PASH!文庫より書籍化・コミカライズ化決定!1、2巻発売中!大好評につき3巻続刊決定! 他1作品(イラスト・千種みのり先生) 計3作品の書籍化 過去の経歴 ・某小説大賞にて【銀賞】受賞 ・G'sマガジンこえけん短編コンテストにて読者特別賞を受賞 毎日投稿頑張ります。 最近は10万字余裕で書けるようになってきました。
主に小説家になろうで活動していましたが、こちらでも活動をさせていただくことにしました! 作者が全力で書いています〈ダン活〉、もしよかったら読んでいってください! 2023年1月29日〈ダン活〉が総合累計ランキングで5位になりました! 応援してくださる読者さん、ありがとうございます! お礼を込めてこれからも毎日更新頑張ります! 2023年7月23日〈ダン活〉が1億PVを突破しました! 深く感謝申し上げます。
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。
普段はブログ書いてます。 オリジナルの小説は、ここにある2本が初めてです。 よろしくお願いいたします。