ケー/恵陽

　よお、旦那。ランランカの街は初めてか？ 　古臭い？　変な匂い？　おいおい、俺の故郷なんだ、悪く言うなよ？ 　ランランカは職人が多いんだ。古い建物をずっと手を入れて暮らしてる人も…

星降る森にいつの間にか出来ていた喫茶店ベリーベリー。 店を訪れる人や関わる人たちのひとときのお話。 冒険や仕事で疲れたとき、ただただ甘味を貪りたいとき、ユーゴールーを愛でたいとき…

ちょっとした場面を切り取ったショートショート。 現代ドラマの括りにしてますが、実際はファンタジーもありです。 新サイトでも掲載中。こちらで（https://odaibako.ne…

テーマに対してのソロオムニバス集。 思いついたら増やす所存。 使いやすいテーマを考え中。

ある村にいた魔法使い。彼女に起こったあるエピソード。

日差し、熱波、湿気、あの暑い夏がやってきた。

約300字のSS。イベントでポストカードに出した物。 ファンタジーから現代から、恋愛から悲哀まで。いろいろ。

西はとてもやさしい。やさしすぎて、よい子すぎる。だから私にはあまり関わらない方がいい。 私は西のようにやさしくもなく、よい子でもないから。 以前テキレボアンソロ「嘘」の時に書…

災害にあった故郷を訪ねた。荒れたそこはとても人がいるように見えない。誰もいない荒野に自分一人。

相棒よ、いつかまた俺と。

彼女がそこにいるだけで、色鮮やかになる視界。

バスを待つ。挨拶を交わす。ただそれだけの時間。

「竜己くんは勇者に憧れているのねえ」 「そうみたい。でも戦隊ものに勇者なんて出てきたかしら？」 「絵本で読んだとか？」 「ありえそう！　でもなんで礼ちゃんは魔王なの？」 「ヒール…

雨上がりのいつもの帰路。今日はいつも少し違うかも？

一度書くの止めると再開するのがなかなか難しくてだな。 ネタだけ思いついたときにメモってたのをちょっと放出しとく。途中書いているのとかは載せないけども、これから書けたら書くやつとも…

不注意で親友を転げさせてしまった僕。 そこにいるなんて気づかなかった。 そんなことになるなんて知らなかった。 狼狽える僕と何も知らない親友と彼の秘密の話。

転星生としてやってきたシュウ。もう諦めていた久米修二郎。探さなければならない朱鷺子。 星を廻る中、落とされた三つの話。

魔法は神に愛された証だという。 まだ魔法という言葉すらなかった頃、その力をもって孤独に陥った彼をガルセラの街は受け入れた。彼と彼の周囲の者たちのお話。

何も知らなかった。ただ人の噂に流され、生きることを放棄しようとした。しかしそれは叶わなかった。 無知だった少女はやがて知識を得て生まれ変わる。その心にひっそりと隠された気持ちを育…