おはようございます。
kazuchiです。
昨日の近況ノートでは、
私事について重い話題を書いてしまい、
大変失礼しました。
にもかかわらず沢山のコメントを頂き、
本当にありがとうございました。
今の自分の生活基盤について、
再考する良い機会になりました。
群青の作中で、ヒロインの真美が日々心掛けてきた
良かった探しのように、
生活のマイナス面に対して不平不満ばかり
言うのではなく、
自分の生活の中でプラスの事柄に目を向けていこうと思います。
そう思い立った矢先に、
さっそく良かったことが私のもとに届きました。
以前に5分で読書コンテスト用に執筆した短編。
カセットテープで恋をして……。君と僕をつなぐ片耳のイヤフォンに流れる恋の歌
https://kakuyomu.jp/works/16817139555549656953この作品を執筆するきっかけになったキーアイテム。
年代物のカセットプレーヤー。
調子が悪くなってカセットの再生が出来なくなり、
一時は処分も考えましたが、思い入れもあり
修理に出しておりました。
そのカセットプレーヤーが修理完了して
昨日郵送されてきました。
これが私の良かった探しになりました。
不調部分だけでなく他の部分もメンテナンスされ、
そのレトロな姿にテンションが上りました。
もちろん修理後最初に聴く曲は、作品のように
A面で恋をして、といきたいところですが、
今の自分に必要な恋の魔法は違う曲でした。
相方と初デートをしたときに彼女の可愛い赤い車から
流れていた思い出の曲。
すべて自分のお給料だけで頑張って購入したと
嬉しそうに話してくれた赤いキャンバストップの車。
その車の屋根を開けて、二人で星空を見上げました。
僕たち以外、誰も知らない秘密の場所に流れる思い出の曲。
当時彼女のお気に入りだったその曲をカセットに入れて
片耳だけのイヤフォンで聴いてみました。
カセットプレーヤーから流れ出す懐かしいイントロ。
当時の彼女の姿が、その愛くるしい笑顔と共に思い出されました。
なぜ相方といっしょに聴かないのか?
それはもっと後にしたいと思います。
二つの特徴的なイヤフォンジャックから音が出るのを確認して。
こんな自分の感傷的な行動を今の彼女は嫌うからです。
わざとらしいご機嫌取りだって(苦笑)
人の気持とは単純なモノで、たったこれだけのことで
とても明るい気分で満たされます。
この気持を忘れないように、
良かった探しを続けたいと思います。