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連休の旅行中に起こった事件について……。

おはようございます。
kazuchiです。

皆様は今回の連休をどうお過ごしだったでしょうか?
私は家族で近郊に旅行に出かけました。
旅行と言うと楽しそうに聞こえるかも知れませんが、
趣味の執筆に関連して最悪の事件が起こりました。

以前も趣味と家庭の両立について、
この近況ノートでも皆様から貴重なご意見を頂けました。

その後も、週末や祝日には執筆活動をしないと、
自分の中でルールを決めましたが、
今回の旅行中も、
近況ノートの更新や、twitterのやり取りで
どうしても短時間スマホを使用してしまう場面がありました。

その度に相方から軽い嫌味を言われましたが、
無用に悶着を起こしたくないので、
我慢をしてきました。

今のご時世に全くスマホを見ないことは出来ないと安易に
考えましたが、自分が思ったより相方にはストレスに
感じたようです。

これは相方が神経質だからではなく、
とても敏感に反応する理由は
彼女の子供の頃のトラウマに起因しています。
父親の仕事上の都合で、家族全員で旅行や行楽に行く経験が、
少なく、少女時代にかなり寂しい思いをしたそうです。
大人になった今だからこそ、家族で旅行に出かけたときくらい、
全員で同じ楽しさを共有したい。
相方は口にしませんが、以前からそんな彼女の
思いに気がついておりました。

それなのに私は、その気持を尊重してやることが
出来なかったのです。
旅行二日目の相方が楽しみにしていた神社への参拝に
向かう道中で事件は起こりました。
短時間ならいいだろうと勝手な理由をつけて
車中でスマホをいじってしまったのです。

相方は烈火のごとく怒りました。
私も大人げないですが、つい言い返してしまいました。
自分にとっては朝の短時間で終わらせてその後、スマホをいじらなければ大丈夫だろうと……。
しかし相方には決定的な価値観の違いと写ったようです。
本当にその場で終わりになるかと思うほど厳しい言葉を
浴びせられました。

あなたにとっては些細なことでも私にはそうは思えない、
離婚を考えるほど失望した。
家族が同じ方向を向けないのなら一緒にいる理由がない。

その言葉を聞いて本当に鈍器で頭を殴られるような
衝撃を感じました。

そして彼女から続けて質問されました。

すぐ旅行を中断して帰るか、それともこのまま継続するか?

質問の真意はすぐに分かりました。
旅行ではなく、このまま家族を続けるのか?
そう相方は伝えたかったのでしょう。

自分の出した答えは、

「まだ間に合うなら、このまま続けさせて欲しい」
でした。

私はこれまでの自分の至らない行動を深く反省しました。
確かに創作や趣味も大事ですが、家族をないがしろにしてまで、
のめり込むものではありません。

孤独は一人だから感じるのではなく、家族の中にいても、
自分を尊重してもらえない場合のほうが強く疎外感を
感じる。そう言われてやっと目が覚めました。

朝から、このような暗い話題ですみませんが、
大切な人がいるすべての方に、自分の最低な失敗を
注意喚起にして頂けたらと思い書いてみました。

大切なものを失った後では本当に遅いからです……。


こんなときに宣伝するつもりはありませんが、
現在、執筆中の群青のテーマが、
自分の過去の後悔との決別でした。

そして偶然、最新話は真美の抱える家族とのトラウマを描いており、
その奇妙なシンクロに、何か啓示的なものを感じてしまいました。

自戒を込めて、ここに紹介させて頂きましたm(_ _)m

今のところは相方と最悪の事態には至っておりませんが、
喉元すぎればとか、そんな安易な考えを
持たないように充分気を引き締めたいと思います。



群青。 あの夏の日に消えた私を見つけてと君は言った、そして離れないように僕の手を握りしめる……。

きみの心の合鍵。
https://kakuyomu.jp/works/16817139555547287731/episodes/16817139559080176527

このままでは重すぎなので、
愛犬画像で癒やされてください(苦笑)
私も愛犬からは癒やされ物質を、
たくさん貰っています。
この犬は私と相方を繋ぐ、かすがい、なのかもしれません(^_^;)

9件のコメント

  • 大変でしたね。これも執筆の題材として昇華されることを願ってます。
  • おはようございます〜!
    いやあ、ホント、もう読んでいてズシっときました💦
    自分にとってはそうでもない事も、相手にとっては重大な事ってありますよね。
    「孤独は一人だから感じるのではなく、家族の中にいても、自分を尊重してもらえない場合のほうが強く疎外感を感じる」という言葉、よくわかります。
    相方さんがそこで諦めずに怒ってくれて良かったなと思いました。
    本当に無理なら怒りもわきません笑
    ここで気持ちを入れ替えて真摯に向き合おうとするkazuichiさんも素敵ですね😊
    末長く仲良しでいてください✨
    そしてやっぱりワンちゃんかわいい!癒されました〜😌
  • そんな大変なことになっていたとは……。
    お気持ちお察しいたします。

    kazuchiさんがそこで冷静に続けさせてほしいと言えたのは本当に良かったと胸をなでおろしました。

    どうか今のお気持ちを題材のパワーになるように、引き続き創作活動をしてほしいと思うのはkazuchiさんファンとしてのただの我が儘でしょうか……。

    これ以上、大事にならないことを心から祈っております

    あっ! あと今日もワンちゃん可愛いですね(´▽`*)
  • それは大変な旅行になってしまいましたね。
    私は主人がいる時に執筆活動をしたことがありません。
    何となく私が小説を書くことは趣味であって、何の生産性も無いのが分かっているからです。

    でも、出版を目指している方にとっては確保しなければならない大切な時間ですよね!

    妻との時間を大切にしながらも、小説を書くしかないでしょう。きっと奥様も心の奥底ではkazuchiさんを応援していると思いますよ!

    私は美味しい料理を作って、家族を満足させることで小説を書く後ろめたさを解消しています。

  • 冬寂ましろ様
    コメントありがとうございます。
    私事にご心配を頂き、大変恐縮です。
    そのまま小説に落とし込むことは、
    今すぐは出来ないかも知れませんが、
    逆に良い気付きとして創作に昇華したいと思います。
  • はんはん様
    コメントありがとうございます。
    本当にまさか自分が!? 
    という思いが先に立ちました。
    後悔先に立たず、まさにその通りですね。

    出会った頃のときめきを忘れてしまった、
    そんな自分の態度は相手に伝わるはずです。
    自分にとって一番何が大切か?
    それを再確認してやり直していけたら、
    そう考えております。

  • 松浦どれみ様
    コメントありがとうございます。

    今思えば、この近況ノートで書いてきた
    相方との関係性は、私から見た一方的な側面だけだった
    気がします。
    本当に相手が自分のことをどう考えていたのか?
    それをまったく分かっていませんでした。
    自分は良いパートナーだと勝手な自己評価をしていました。
    全然そんなことは無かったことを痛感させられました。

    本音でぶつかってくれた相方に感謝すると共に、
    これが最後通告だと、胸に刻み込んで、
    相手と向き合って行こうと思います。
  • 丸焦ししゃも様
    コメントありがとうございます。
    ご自身が大変なときに申し訳有りません。

    今回の件もすべて自分が招いたことだと感じました。
    創作を優先して、相手を軽んじていたと思います。
    他の事象にも言えることですが、慢心する気持ちは
    相手に伝わるものです。
    安定した生活の基盤があってこその趣味だと思います。
    今のところは最悪の事態には至らなそうですが、
    これを教訓にしていきたいと思います。

  • しほ様
    コメントありがとうございます。
    素晴らしいお考えですね。大変参考になります。
    これからは相方の前で執筆や、それに関連した行動は
    極力見せないようにします。
    自分の好きなものだから相手にも理解して欲しいと
    これまでは思っていたふしが自分にはありました。
    けれども夫婦であってもお互いに違うパーソナルを
    持っていますから、相手に不快感を与える行為は
    絶対に良くないですから。
    自分のエゴを押し付けないよう充分気をつけていこうと思います。



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