こんばんは、
kazuchiです。
この近況ノートも、作品の更新も、
数日間お休みを頂いておりました。
家庭の用事が立て込んでいたのも理由の一つですが、
創作との向き合い方について、
色々と考える出来事がありました。
ご縁を頂いている作者様が巻き込まれた事例なのですが、
その方が書いた有名な昔話をモチーフにした作品に対して、
自分の作品の模倣では? というクレームが別の作者様から入ったそうです。
すべての詳細は分かりませんが、昔話のモチーフが同じなのと、
敵役sideからみた視点の内容が、いわゆるパクリだと言われて、
私のご縁のある作者様は、身に覚えのないことなので大変困惑されて、
結果、無用な争いを避けたい意図で、作品を公開停止措置にされました。
お気持ちを察するに、苦渋の選択だったと思います。
その後、情緒不安定の中でクレームを入れてしまったと、
お相手から謝罪があり、問題は一応の解決を見たそうです。
パクリ問題について、ここで私は議論するつもりはありませんが、
いつ自分も降りかかってくるか分からない問題です。
茶化して言うつもりはありませんが、例えば、鬼が出てくる作品は、
すべて〇滅の刃のパクリだ!!
海賊が出たら、ワ〇ピースのパクリだ!!
そのような脊髄反射的に思考停止した物の考え方では駄目だと思います。
確かに、漫画やイラストのトレース問題は絶対に認める訳にはいきませんし、
自分も他人のふんどしで相撲を取る輩に対しては、激しい軽蔑の念を抱きます。
しかし、メガヒットした作品にもそれぞれ元ネタになるルーツがあります。
良く言われますが、オマージュとパクリの大きな違いは、
影響を受けた作品への敬意(リスペクト)だと思います。
オマージュと言えば、自分が多大な影響を受けた作品に、
ある地方都市を舞台にしたアニメがあります。
本日、八月二十九日は偶然、そのアニメに縁のある日付けです。
そう、十年後の八月です……。
(正確には今年で十一年後ですが)
何度も聖地巡礼に出掛ける程に、この作品に何故、惹きつけられたかは、
もう忘れてしまいましたが、過去にやり残して来た後悔の念と、
その物語の内容がリンクしていたのかもしれません。
そんな名作と比べるのもおこがましいですが、現在連載中の群青も、
似たモチーフを題材にしています。
過去に消えた幼馴染が目の前に現れる。地方都市を舞台に聖地巡礼とくれば、
その影響がお分かりだと思います。
自分の好きな物を、好きだと言って何が悪い!! の精神で、
この難しいテーマに今回は敢えて挑戦してみました。
もしパクリと言われたら、それは作者にとって大変光栄なことかもしれません。
その判断は皆様に委ねますが(苦笑)
明日には最新話を公開出来ればと、鋭意執筆中です。
もちろんBGMは 「secret base ~君がくれたもの~」 と思わせておいて、
ZONEの「H・A・N・A・B・I 〜君がいた夏」です。
この名曲を勝手に真美のイメージソングにしています(^_^;)
※ せひパクリかどうか、読んで判断してみて下さいね!!
群青。
https://kakuyomu.jp/works/16817139555547287731