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作家業について思うこと

今日、同業の方が亡くなった書き込みを見ました。
存じ上げない作家さんでしたが、ただただ残念です。
投稿者は遺族の方でしたが家族の方の思いが刺さりました。
きっと感性豊かで繊細な優しい方だったのではと推察いたします。

作家業は、それまで一般人だった人間が急に表に出る事になります。
ほとんどの場合ペンネームだけですが、それでも今までにはないくらいの読者さんの目に触れるようになります。
たぶん、作家さんの多くは多数の方に評価されることに免疫がありません。
高評価は誰でもうれしいものですが、評価には必ず否定的な評価も付いて回ります。
商業作家の場合お金を出して買っていただいているので仕方がない部分はありますが、やっぱり酷評はくるものがあります。
カクヨムでも数年前にカクヨム甲子園に出品されていた作家さんが作品の内容で非難にさらされ心を壊したと思われることがありました。
リアルタイムで拝読させていただいていましたが才能あふれる方だったので、その時も思うところはありました。

ここまで作家として活動させていただいて思うこと。
作家として続けるためには鈍感力が必要です。
きっとセンシティブな方のほうが機微のあるいい文章を書けるのだと思います。
ただ作家として続けていくには、批評、酷評されても気にしない、もしくは折れない鈍感力が必須だと思います。
カクヨム読者さんは優しい方が多いので、私自身がダメージを受けることはほとんどありませんが、ペンネームの先にはリアルな作者さんがいるので出来る事ならプラス評価をしていただけると、ほとんどの作者さんは気分が上がり筆が進むのではと思います。
商業作家を続けていると色々ありますが、海翔はこの数年で磨かれた鈍感力で作家業を可能な限り続けていきたいと思います。

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