神戸の震災から31年目に入って、NHKの番組で、安先生の事が取り上げられ放送されていました。
安先生は、PTSDにおいては先駆者的存在と云う事になっていますね。
本当に今から30年前は、PTSDにおいては、誰も真剣に取り扱ってくれなくて、口惜しい思いをされた事でしょう。
今は、何でもかんでも簡単にPTSDと云う言葉を聞く現代、本当のPTSDの症状を理解して使っているのか?疑問に思う所があります。
私が交通事故でPTSDになり、外に出る事が怖くなった時、裁判にまで出廷して下さり、PTSDを訴えても、裁判官に余り理解されず、口惜しい思いをされた事などが思い出され、辛いです。
安先生、安先生も神戸で震災に遭われ、先生自身がPTSDになってらっしゃたんですね。
ある時、私がテレビのERをよく観ていると行った時、「僕は、観ると辛いから、よう観てられんへん」とおっしゃった気持ちが良くわかります。
神戸の地震の時の街の様子や、人々の嘆きを身近で体験された先生の辛さ、
自分も辛いのに、その人達のケアーをされ続けられた先生の、もっとの辛さ、
2000年に先生が亡くなられてから、安先生以上の精神科医の人に出会った事はありません。
私の心の先生は安先生だけです。