近況報告としてはご無沙汰しております。
ここ最近、ほぼ一日中原稿とにらめっこしているkatternです。
ニートなので無限に時間を創作に突っ込めるのですが、逆に時間制限がないとダラダラやってしまってダメだなってちょっと反省しております。
そして、いつまでたっても改稿が終わらない。(ぽこぽこダメな所が見えてくる)
出版に向けてブラッシュアップするのは僕も初めての経験なんですが、創作活動の深淵を覗き込んでいるなと身震いしています。
まぁ、ちゃんと楽しめていますけれどね。
いいものができるよう(ちゃんと出版できるよう)頑張っておりますので、もう少々低速飛行のほどよろしくお願いします。
またそのうち健全でエッチなのを書くと思います。
さて、そんな中で「でていけ九尾さん」が先ほど完結いたしました。
物語としては、既に今年の五月の段階で書き上げており、それをぽちぽち改稿しながら公開してきた訳なんですが、こうして終わってみるとちょっと感慨深いものがありますね。
思えば、この数年間ずっとこの作品を書いてきた訳で、そのために裂いていた時間やらリソースやら、いろんなものがぽっこりなくなるのは、ちょっと表現しがたいさみしさがあります。今もちょっと、続きを書きたいなっていう気持ちもあったり。
ただまぁ、いつまでも加代ちゃんたちと遊んでいても、新しいモノが書けません。また、今年のカクヨムコンで受賞したのをきっかけに、そろそろ僕も創作のやり方について考えるべきかなと思っています。
ドライな考え方だなと昔の僕なら思って逆張りしそう。
けどまぁ、そういうしたたかさも必要ですよね。
ほら、タイトル変えて新連載でキャラ同じでやっちゃうとか。(やりません!)
離れるのは寂しいですが、まぁ、こういう別れや卒業も、成長のためには必要なのかなと。なので、ここで一区切りつけようかなという感じです。
間違いなく、「でていけあんたは九尾さん」は、僕を書籍化という段階へと連れて行くのに必要な作品だったと感じています。また、最後まで読者の皆さまもついてきてくれて、最終回も見守ってくれて、本当に幸運な作品だったなと。
本当に、ここまでどうもありがとうございました。
読者のみなさんにも、作品にも感謝の言葉で締めたいと思います。
もしバンバン本を書かせてもらえるようになったら、脇役でこき使ってやるからなお前ら。なんてことを言いつつ、ここに終わりの挨拶を締めさせていただきます。
2021/08/28 kattern 拝 m(__)m