• 現代ファンタジー

【あとがき】人生こそ、ヤサシイナンダイである。

読者の皆さん

こんにちは。
『ヤサシイナンダイ』著者の過渡魔です。

ご愛読いただきありがとうございます。

「あとがき」では今作の解説や、
今作を描くに至った経緯などをご紹介したいと思います。

今作は胃が痛くなるような重たい話が続きます。
ヘビーな作品を描きたいと思っていたのですが、
書いている自分もここまでヘビーになるとは思いませんでした(笑)

元々描きたかったものは、
日常に潜む非日常という曖昧なテーマの物語の中で、
主人公が成長するというものです。

本作では主人公の結衣が、優斗と入れ替わり過去をやり直すことで、
大切なものに気付いていくという展開でした。

作中では一貫して、生きる上で大切なことを描いたつもりです。
(ただ、死をテーマにして描いたことで、
無責任な展開や発言も多かったと反省しています)。

物語に乗せたメッセージは、
「辛くても苦しくても、前を向いて、希望を持って、
泣きながらでもいいからとにかく突っ走るんだ」
という泥臭く強い気持ちの大切さです。

そして、
「辛かったら、身近な人にグチを吐いたり相談しよう」
という誰かを頼ることの大切さです。

人間関係、自分の未来への小さな選択、日常の些細な問題。
どれも易しそうで本当に難しい。
それでも優しく強くあり続けたい。
人生こそ、ヤサシイナンダイである。

そういったメッセージを感じていただけたら、幸いです。

最後になりますが、
事実は小説より奇なりーー。

リアルでの学びを、
また物語に還元できたらいいなと思います。
その際は、是非、過渡魔の作品をお楽しみください。
(次があればもっとライトな作品を描きます笑)

重ねてお礼申し上げます。
本作をご愛読いただきありがとうございました!
またお会いする日まで!

過渡魔

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