拙作『ルル・マジック&ララ・マジック』について
最近になって気づいたけれど、投稿する一話当たりの文字数が全体的に少なくなってきてる。でも、その一話で書いておくべき情報は網羅できていると思っています。
拙い頭で考えたところ、思い当たる原因は二つ。
一.文章のぜい肉を落としてコンパクトにまとめる技量がついた。
二.物語を進める必要最小限の情報以外の付加価値をつける力が足りない。
たぶん二なんですよね、これ。
この作品、第一部に当たる二十六話までを書き溜めてから一話ずつ誤字脱字チェックをしつつ投稿を開始し、投稿ペースに追われる形で第二部を書き始めていきましたが、第二部の中盤辺りで投稿に追いつかれています。
第一部はとにかくじっくり考えて、クライマックスまで書き上げた後で、さらに序盤に手を入れて物語を加筆修正するなどの推敲をしていましたが、連載形式で投稿を開始した以上、終盤まで書いた後、序盤を書き直すなんて修正は中々できない。
つまり、連載形式の特徴に対して自分の技量が不足していると分かる。
自分でも詳細な行き先がどうなるか分からないのは連載ならではの楽しみではありますが、高度な臨機応変さが求められる形式でもあるんですね。
長編小説の執筆経験は新人賞に一次落ちした駄作がひとつだけの自分には中々厳しい道のようです。
とはいえ、この形式で続けることが上達につながると思っているので、拙いまでもこのまま完結を目指していこうと思う。(最近遅筆に拍車がかかりつつあるけど……)
そんな中、ここまで作品を追ってくださっている方には感謝ばかりです。
今後もゆっくりペースではありますが継続していくので、気の向く間は拙作の相手をしていただければ幸いです。
ありがとうございます。