無事に完結しました。

『三斛の真珠』
南の果てで生まれた緑珠(りょくしゅ)はその美貌を三斛の真珠で買われた。
買ったのは、世に比類する者なき大富豪・石崇(せきすう)。
緑珠は石崇の寵愛を受け、豪奢な生活を送るが……。
3世紀の中国を題材にした小説です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887699331

ありがとうございました。お楽しみいただければ幸いです。

以下あとがきです。
※『三斛の真珠』と「vol.2 金谷の大豪邸 金ぴかの楽園のそちら側」(以下「金ぴか」)のネタバレをふくみます。






『三斛の真珠』の主人公である緑珠は「金ぴか」にも登場しています。
「2-8 楽園での問いかけ」での「少女」が緑珠です。

また「2-9 楽園のそちら側」に登場する「彼女」も登場しています。
『三斛の真珠』「第4話 石崇」の地の文にちらりと出てくる「翔風」が「彼女」その人です。

この2人は石崇の伝説的なエピソードに古くから登場しています。石崇について書くなら触れておきたかった人物たちだったので、こうして登場させることができてうれしいです。

さて、連動した内容の『三斛の真珠』と「金ぴか」ですが、「金ぴか」では著名人(=石崇)を直接は登場させずに、その周辺人物を描くことで逆に著名人の存在感を浮きだたせるような話にしたいなあと思って書きました。

また逆に、著名人を真っ正面からとらえた話も同時に書いたら面白そうだと思い、書いたのが『三斛の真珠』でした。

切り口を変えた毛色のちがう二つの話でしたが、どちらかでも、また両方でも、お楽しみいただけたのなら幸いです。

ありがとうございました。
それではまた、ご縁があれば。