現役学生で小説書き出した人間です。 思ったより反響があり、いつも執筆の励みになっております。 サポートしてくださった方には、感謝の気持を込めましてフォローさせていただきます。また、サポーター限定ストーリーの公開も考えております。 寝取りものを最初に書き出していますが、一番書きたいのはただのイチャイチャラブコメです。
自分も何か作品を書いてみたい、そう思い始めました。 未熟な文、至らないことも多いですがよろしくお願いします。
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ツイッターやってます。 https://twitter.com/zyuuitiya 小説家になろうでも連載中です。 http://ncode.syosetu.com/n8586ch/ カドカワBOOKSにて「左利きだったから異世界に連れて行かれた」全5巻発売中。 カクヨム公式レーベルにて「勇者様は公務員」を連載中。 アルファポリスより「勇者のその後 ~地球に帰れなくなったので自分の為に異世界を住み良くしました~全3巻発売中。 ツギクルより「ようこそモンスターズギルド ~最強集団、何でも屋はじめました~」発売中。 MFブックスより「商人勇者は異世界を牛耳る! ~栽培スキルでなんでも増やしちゃいます~」2巻発売中 アーススター・ノベルより「二度転生した少年はSランク冒険者として平穏に過ごす~前世が賢者で英雄だったボクは来世では地味に生きる~」3巻発売中。
春は素晴らしい。 鼻孔をくすぐる沈丁花の香りに弾む君の笑顔を、桜が讃える。 夏が待ち遠しい。 僕の名を呼ぶ君の声に、蝉時雨も蚊帳の外へと消える。 秋が待ちきれない。茜色の空を眺める君は灯火のように儚く、美しい。 冬は 「お前、何気持ち悪い文章書いてんの?」 はんじょう!? え、どうして?いつの間に? 「いや、ここ楽屋だろ。台本読んでんのかと思ったら気持ち悪りぃ。春だの夏だの、お前引きこもってるから分かんねえだろ。」 はんじょう、それは文学に対する冒涜だよ。 「好きな子でも出来たのかよ。」 そ、それは。 「まぁいいや。ほら、リハーサルの時間だから行くぞ。」 楽屋から去る背中に言葉は出ず、溜め息と共に紙は丸めて窓から投げ捨てた。 春風に乗り紙屑は青空を舞う。 2人の恋の行方は、捨てられた紙屑はどこへ向かうのか。 おにやの本当の気持ちを唯一知る紙屑にもその行方は分からない。 冬は忘れない。はんじょう、君が産まれた季節だ。