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視点の移動

本日公開の「仮想泥棒ゲーム」ステージ#10 第2日(3)は、第三者視点の3回目です。主人公視点でない回はもう一つありましたが、それはアメフトのゲーム実況で、アナウンサーと解説者の会話だけで成り立っているので、ちょっと趣旨が違います。

そして第三者視点はこれで終了。以降はステージ#10の終了まで、主人公視点(とアメフトのゲーム中継)になります。こういう形態にしたのは、登場人物の背景説明を固めてやってしまうためです。ずっと主人公視点だと、他の登場人物の背景は主人公が話を聞くことになりますが、会話形式だと冗長になりがちです。そしてそういう会話の前後のつながりが悪くなってしまいます。前回、ステージ#9では準主人公とも言うべきF1ドライバーの背景をあまり詳しく説明できませんでしたので、どうしたら改善できるかと考えて、今回のようなやり方になりました。ずっと一人称を続けるというのはやはり難しいものです。かといって視点の移動は頻繁にやりたくないですからね。

では一人称になるのは主人公だけか?というと、それは次のステージ#11で違うやり方を試行します。とはいえステージ#10はまだ始まったばかりで、あと7週間は続きますから、今から説明するのはやめておきます。


さて、今日まで1年間、ほぼ毎日近況レポートを書いてきました(2回か3回、書き忘れたと思います)。明日以降は毎日ではなく、少し間隔を開けてやりたいと思います。「仮想泥棒ゲーム」のステージの開始と第X日の開始、その他新作(短編など)の発表前、など、何か予告がある日に書くようにしたいです。

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