昨日までとは別の短編ミステリーのプロットを考えていました。仮決めして書き始めたのですが、出だしの部分は事件が発生してから警察が現場へ行き、証拠となりそうな品を色々集めて、鑑識と科捜研へ…としていたのですが。うん、何となく、普通すぎて面白くないです。切りのいいところまで、原稿用紙10枚分くらい書いてみたんですけどね。
だもんで、風呂に入っている間に考え直しました。刑事が科捜研へ行くところからにしよう。実は調べてもらうネタが二つあり、最初に依頼した方で犯人が特定できると思ったのに、ダメだったので、仕方なくもう一つの方に頼る…という二段構成。その際、最初の依頼の時に事件のあらましを説明する、という形態にします。科捜研へ依頼するときに、事件の内容をさほど詳しく語らなくてもいい、というのは「Cool & Sensible 湾岸探偵局!」の第6話で書いたとおりです。(別に筆者が独自に調べたわけではなく、古賀慶さんのマンガ「トレース 科捜研法医研究員の追想」に書いてあるのを信用したまでです)
そして、最初の依頼に対応する科捜研研究員は真面目な感じ、二つ目の依頼に対応する研究員をちょっとエキセントリックなキャラクターにしてやる…ということでどうかと。ギャップによる面白さを狙うわけですが、一人目と二人目を微妙に連携させてやることで、より面白みが増すのではないか、と考えました。
ただ、キャラクターは基本的に「Cool & …」登場人物を使い回そうと思ってます。短編はいわゆるストックキャラクターでいいと思っているので。ということで、既に書いた10枚分はお蔵入り。まあ、ほんの一部だけ切り貼りして使い回すかもしれませんけどね、事件のあらまし説明の時に。