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クライマックスの困難

「仮想泥棒ゲーム」の最新ステージ(#(ナンバー)は秘密)の、最終日を書いています。ターゲットの獲得に向けての、クライマックスの部分ですね。ターゲットはヒントを得てから、ちょっと頭を捻らないとわからないようにしているため、小難しい理論がくっついてきたりします。それを資料を参照しながら書いているものですから、執筆に時間がかかってしまいます。プロットの段階ではあまり詳しいことは考えてなくて(それどころかほとんど何も考えてないことがありますが)、出たとこ勝負というかぶっつけ本番というか、あるいは付け焼き刃というか(?)、書きながら考える、という作業なので、苦労しているのです。

そこでは、ちょっとした暗号を解くことにしているのですが、「それで本当に解けるのか?」が自信なくなってきました(笑)。暗号を解くとある位置が特定できる、はずなのですが、条件が一つ足りないのではないか、と。「仮想泥棒ゲーム」では科学的なものに関しては結構厳密に考証しているので、間違ったことを書いたらまずいと思ってるわけです。だから、何か暗黙の条件みたいなものにしておけないかなあ、と。登場人物の名前として隠しておく、というのも一例。とにかく、ここが山なので、執筆ペースを遅らせてでも考える必要があると思っています。

そこを越えたら? 後はゲートへの退出のことを書くのですが、それはイメージがだいたい出来上がってるので、さっさと書けると思います。厳密さも必要ないですし。だから、坂を越えたら幸せが待っているだろう、と歌の歌詞みたいなことを心の支えにして、書いているという状態です。でも、できれば今日と明日で苦しいところは終わらせたいなあ。

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