「仮想泥棒ゲーム」の最新ステージ(#(ナンバー)は秘密)の執筆を再開しました。昨年11月末に中断したところからなので、内容と流れを思い出すだけでかなりの時間がかかりました(笑)。それでも今日中に20枚分くらいは書こうとしています。書かないと終わらないし(笑)。残りを2週間で書き上げようと思ってましたが、確実に無理そう。3月の第1週は、次に書く長編ミステリーのプロット作りと平行作業か。でもプロットって、時間に余裕がないと作れないんですよね、筆者の場合。今週の進捗具合を見ながら、今後の予定を考えて行きたいと思います。
で、最新ステージは、内容に触れるわけにはいきませんが、なかなか複雑なことになっています。主人公以外の視点がたくさんあるんですよ。全部で7人です。視点人物がコロコロ変わる小説は読みにくい、というのが定説ですが、主人公以外は基本的に「第三者視点」ですので、読み始めたらすぐに誰を中心としているのかがわかるようになっています(中心視点人物の名前が出てきます)。もっとも、それまでに主人公以外の視点で書くステージがあるので、「読み慣れてきた読者は」迷うことがないでしょう。
そういえばその他の長編でも、視点人物を何人か登場させていたのでした。これまでに(公募用に)4本書きましたが、最初の3本はいずれも視点人物が複数。先日書き上げた4本目で初めて「ただ一人の視点」になりました。一人称ではなく、三人称一視点と呼ばれるものですが。視点を一つにして長編を書くには、その人物がとにかく動き回るタイプでないと難しいんですよね。でも、素人探偵では、警察の捜査の状況が解らない。かといって「警察内部に協力者がいる」にするとありふれていてつまらない。ということで、警察側にも視点人物を作らざるを得なかったわけです。しかし今後はそういう視点人物はなくして、探偵一人の視点でやりたいと思っています。