ミステリーのネタの一つとして、保険について調べています。火災保険や自動車保険など。ただし、主に保険金詐欺について(笑)。筆者は保険を悪用するつもりはありませんが、過去にあった事例を調べてストーリーに組み込めば、リアリティーが増すというわけです。ミステリーの定番といえば生命保険でが、まあ、それも一応調べます。でもミステリーではありふれすぎていますから、もうバリエーションがないでしょう。それにミステリーといえどあまり人は殺したくないですし。まあ、今までに書いた中では既に何人か自殺させましたけどね。
ただ、生命保険以外は、事件のインパクトが小さいのも事実です。例えば火災保険。保険金をもらうには家を火事にしないといけませんから、物損の方が大きいでしょう。しかも全額払い出しされることはめったにないはずですし、トータルでは損をするに違いないです。自動車保険の悪用といえば、車が盗難されたことにして保険金をせしめる、いわゆる「偽装盗難」が代表的だそうです。金額は数百万円。普通に考えれば大きい金額ですけど、生命保険に比べたら、という気がしますね。不謹慎ですが。ちなみに偽装盗難で一番多い車種はベンツだそうです。やる方も、ちゃんと一番高いのを選んでるってことですね(笑)。
しかし、1件の金額は小さくても、いろんな詐欺を働けば、「チリも積もれば…」で金額は大きくなります。もちろん、その分手間は大きくなりますが。だから、組織的にやれば儲かるのかなあ、というところですね。重ねて言いますが、筆者は保険を悪用するつもりはありません。犯罪者に対しても、そういうすごい詐欺を考える頭脳があるなら、真面目に働れけばいいのにと思います。詐欺のアイデアを考えて、ミステリー作家に売ればいいんですよ(笑)。