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ステージ#6 第1日終了

「仮想泥棒ゲーム」は昨日公開分の「第1日(5)」で第1日を終了しています。何か、まだ続きそうな終わり方に思えるかもしれませんが、この後主人公は記憶を失います(笑)。夜が明けてからどうなるかは本日公開(22時過ぎ)の「第2日(1)」で確認していただきたいと思います。

さて、その前日の「第1日(4)」で3人目のダマスキナード職人(女性)が登場し、これでキーパーソンが揃いました。以後はこれらの女性たちとのコミュニケーションにより、ターゲット探しを続けることになります。もちろん、そこの他の人物(キーパーソンでない)も絡んできます。ところで、女性のダマスキナード職人というのは本当にいると思われますか? 答えは「わかりません」。調べても出てきませんでした。もしかしたらいないかもしれません。それなのに、こんな小説の中に3人も登場させてしまってます(笑)。しかし、いいのです、ここは仮想世界なのですから。

もちろん、他のフィクション小説でも架空の人物を出してくるのは当たり前ですが、それだって程度というものがあります。要するにリアリティーに欠けるような「やり過ぎ表現」があると、フィクション性が表面化してしまいます。ですが、この小説ではそれを心配する必要がありません。舞台は最初から仮想世界=フィクションだとわかっているからです。もちろん、それでもやっていい範囲があって、例えば非科学的要素は排除するというのは一つのルールです。魔法や超能力は存在しませんし、未知の知的生命体も登場しません。人間の配役だけが自由自在なのです。そのせいで、SFでもなく現代ドラマでもないというよくわからない位置づけになってしまっている気もしますが…

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