https://kakuyomu.jp/works/16816700427807848148/episodes/16818093080957504047近況ノート昨日公開したつもりが公開状態になってなかった。おーあーるぜっと。
最新話はちょいとばかり物騒な話をしてまさぁ。へぇ、ちっとばかし小噺ってやつをね。お後がよろしいようで。
◻️ヌカカとかいう有害生物◻️
ヌカカという虫を知っていますか? もし知っていたら相当な物知りか、すでに酷い目に遭わされた経験のある方でしょう。
漢字では糠蚊と書きますが、蚊の仲間ではありません。とはいえ吸血する虫であり、蚊よりも小さいので糠のように小さい蚊ということで糠蚊という字が当てられています。
このヌカカは水場の湿気った砂や土で繁殖し、日暮れ後の夜に群れで人や動物の血を吸いに来ます。小さいので服の中にも潜り込んでくるのでスケベ虫とも呼ばれています。
さて、このヌカカのタチの悪さは、刺された時はほとんど気付きません。しかし、2日か3日後ぐらいから猛烈に痒くなり、しかもその痒みが1週間かそれ以上続きます。海や川のレジャーに行って数日後からものすごく痒い虫刺されが発症したらヌカカで間違いないでしょう。しかもヌカカの虫刺されはムヒやキンカンなどの一般的な虫刺されの薬はほぼ効きません。効くのはステロイド系のけっこう強いやつです。
なので、対策としては虫除けスプレーを肌にしっかり擦りこんでなるべく刺されないように予防することぐらいしかできません。あまりの痒さに掻きむしってしまった患部になら普通の塗り薬も効きますが、その場合はめちゃくちゃ染みます。ちなみに今回作者も海で刺されてしまい現在進行形で痒さと戦っています。ダメ元でガガイモの汁を掻きむしってしまった患部に塗ってみたところ痒さがかなり改善しました。ガガイモの毒消し効果は確かにあると身をもって実感した次第です。
皆さんも海や水辺にお出かけになる際はくれぐれもお気をつけて。