話のテンポを理由に端折った部分が多分2、3万字分ほどあるものの、主要な部分は全て書き終えました。如何にも続きがありそうな雰囲気ですが終わりです。外伝的な話の構想はありますが、寄り道程度なので事態が解決する予定はありません。基本的に「次の絶望」という、いつ来るか分からない未曽有の事象をどうにかしようと奮闘する話の1つですので……
この後は他サイトのみに投稿した前編を大幅修正した後に投稿、その次は温めていたハイファンタジーの長編、同じく他サイトに投稿した現代舞台のロボ物に流行りのざまぁ要素+設定の見直しなどした短編など、やりたい事や書きたいネタが幾つもあるのでソッチを片付けます。
以下、主要人物のその後
伊佐凪竜一⇒当該銀河最強の英雄として、来るべき絶望に対抗する希望の主力となる。当初の予定ではそんなつもりで執筆していなかったんですが、本来の予定通りとなるタナトス以外の数人から好意を寄せられるハーレム?みたいな状態になってしまった(クシナダ/フォルトゥナ/ツクヨミetc……)
ルミナ(ルクセリア)⇒当該銀河最強の英雄として、来るべき絶望に対抗する希望の主力となる。仕留め損なったタナトスと今後も激しい戦いを繰り広げる予定。かっこいいお姉ちゃんが血反吐吐きながら逆境を跳ね返すという作者の性癖を一身に背負ったキャラでしたが、うまく書けたかどうか。褐色長身巨乳属性も追加しておくんだったと激しく後悔
タナトス⇒原初人類カインと合流、協力関係を結ぶが目的は一致していない。自由を得た彼女の頭にはアルヘナという鎖から解放してくれた伊佐凪竜一の独占しか存在しない(ルミナはガン無視)。以後は彼の心を射止めるというその為だけに行動する厄介激重ヤンデレストーカーと化す。カインとの合流もその為の手段に過ぎず、あらゆる手段と人脈、アルヘナにさえ隠してきた己の力を最大限に活用して妻の座を狙う。
カイン⇒「次の絶望」への対抗策を実行中。アルヘナの専横を止められなかったなど様々な理由により、タナトスに協力せざるを得ない状況に陥っている。作中で言及するタイミングはなかったものの、アルヘナが使用した切り札を単独かつワンパンで止め得る程度には強い。英雄が敗北した際は女王と協力してアルヘナを討伐する予定だった。
カイン以外の原初人類⇒カインと女王が協力して作り上げた宇宙を分断する”彼我の境”消失を受け、本格的な行動を開始。各々が見出した戦力を「次の絶望」へ送り出す準備を行う。原初人類間でカインへの対応が分かれており(「次の絶望」を優先して一旦許そう派と、許せる訳えねぇだろ派)、歩調は必ずしも一致していない。アルヘナの専横を止められなかった負い目からタナトスに強く出られない状況はカインと同じ。既に幾つかの技術と知識をタナトスに渡した。