上記は新作のタイトルです。〇〇にはある二文字が入ります。
以下、プロローグの冒頭とラストを抜粋。
クラスのマドンナが死んだ。
八乙女沙織《やおとめさおり》十六歳。
おれの初恋の人だ。
えっ? 嘘だろ? だって、昨日までふつうに元気だったし。放課後、おれのほう見て、ふふっと笑ったよ?
なのに、死んだ?
「ええ、皆さんに悲しいお知らせがあります。すでに聞いてる人もあるかもしれませんが、八乙女さんが交通事故で昨日、亡くなりました。今から、一分間、黙祷《もくとう》を捧げます」
担任の言葉が遠い。遠いなぁ。
なんかフワフワして、夢でも見てるんじゃないかって思う。
あーあ、おれの青春、終わったわ。
高二の夏……。
——中略——
ハッと目がさめたとき、おれはおかしな場所にいた。まわりじゅうが銀色の壁にかこまれてる。
えらく近未来だな、おい。
照明もLEDより自然光に近い、でも太陽光とは思えない光だ。壁には一面、計器みたいなものがついてる。
夢か。やっぱ夢か。おれ、夢見てる。
それにしても、幸せな夢だなぁ。
だって、目の前に八乙女さんいるじゃん。死んだはずだよね?
しかも……しかもだけど、服、着てないんだよな。靴下だけはいて、まっぱでおれの前に正座してる。
彼女は三つ指ついて言った。
「わたしをあなたの第一夫人にしてください」
そうかぁ。やっぱ、天国だ〜!
だいぶ、今までと違いますね。読者対象が男性向けなので。ただ、プロットはしっかりしてるので、読めば、なるほどねと思ってもらえるかと。
どんな話になるかというと、エログロハーレム異能バトルアクション、ですかね。
タイトルの〇〇に何が入るか、お楽しみに。
ところで、おとついに公開した青蘭の作品に、さっそく複数のかたからお星さまいただきました。リョウさん、皆実さん、puticoさん、ruruさん、山岡咲美さん、北極さん、日々菜さん、ありがとうございます!
それとは別の作品に星くださった光月さん、龍羽さん、こむらさんにも御礼申し上げます。というか、龍羽さんなんて、ほぼ一ヶ月前のことですみません。
ちょっと仕事のことでバタバタしておりまして……。
ではでは、応援してくださる皆さまにいつも感謝しておりますヽ(′▽︎`*)乂(*′▽︎`)ノ