アヴァロンを求めての第一章完結に伴い、反省点をピックアップ

先日、アヴァロンを求めての第一章『雪白の悪魔』が完結しました。

完結できたことの達成感、そして最後までお付き合いいただいた読者の方への感謝が今でも胸を満たしているのですが、それとは別に『ここはもっとこうすればよかった』『あそこはもっと上手くできた』『今の自分ではこれが限界だった』、という反省も胸に渦巻いています。

そんな反省点を次章では繰り返さないために、あまり生かせていないこの近況ノートにまとめていきたいと思います。



反省点1:一話の文字数を少なく設定し過ぎてしまい、中途半端なところで話を切ることが何度もあった。

私はちょっとした隙間時間に小説を読んでもらえるよう、一話を1500文字前後で区切るようにしていました。しかしその結果、上記のように中途半端な場面で話を切らざるを得なくなることが、何度も発生してしまいました。

既に投稿されている話をまとめて読む分には、それでも問題なかったかもしれません。しかし、最新話を追ってきてくださる方は、二日に一度投稿ということもあり、熱や没入感がなくなった状態で次の話を読むはめになってしまいます。

そうならないためにも、その章の話を全て一日で一気にバーンと! ……というのは色々と厳しいので、もっと区切りをしやすくするために、 一話の文字数を次章からは2500文字前後にしてみようかなと思います。



反省点2:漢字が難しい。

感想でもご指摘いただき、読んでもらった知人にもアドバイスとして貰った意見ですが、私の文章は難しい漢字が多く読むのに苦労するとのことです。

私には難しい漢字を多用しているという自覚がないのですが、複数の方から同じご指摘いただいたということは、そういうことなのだと思います。

なので、次章からはもっとルビを振っていきたいと思います。第一章も、順次振っていく予定です。



反省点3:漢字を使い過ぎ。

文章の中に漢字が多過ぎると読みにくい。これは当然のことですが、私にも当てはまってしまっているように思います。ぱっと見で漢字の量が多く感じますし、反省点2のことも踏まえると、やはり比率が悪いのでしょう。

多くの参考書には、『ひらがな七割』『漢字三割』が好ましいと書かれているので、まずはひらがなにする(ひらく)漢字を選定し、漢字とひらがなの比率を意識して執筆していきたいと思います。第一章も、順次直していきたいと思います。



反省点4:同じ言葉を使い過ぎ?

これは自分で自分の文を読み返していて思った事ですが、『だが』『そして』『そんな』『その』『キャラの名前』などを多用し過ぎているように感じます。

自分が書いた文章だから自分だけが気になっているだけ、なのかもしれませんが、気になるものは気になります。

『だが』や『その』はともかく、キャラの名前を短い間隔で連呼するのは確実に悪いでしょう。この点も次章からは意識するとともに、第一章も気付き次第直していきたいと思います。


反省点5:説明が長い?

これも自分で読み返していて思った事ですが、世界観や設定、状況、何かしらの原因を描写する時、その説明がダラダラと長くなってしまっているように感じます。

説明するにしてももっと簡潔に、もしくはもっと自然な流れで(説明してますよ感を無いように)書くことができれば、もっと読みやすく没入感を損なわない文章になるのではと思います。

これは、すぐにどうこうするのは難しそうです。他の作品を読んだり試行錯誤して、ゆっくりとでも改善していきたいです。



以上が、第一章を完結させてみて気付いた反省点でした。
他にも見つかり次第、追加していきたいと思います。



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