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『僕のラブコメ』あとがき

『僕のラブコメ』をお読みいただきありがとうございます。
文章力は乏しいけど、ギミックは面白いなくらいに思っていただけると嬉しいです。
ネタバレあるので、読んでいない人は先に読んでくださいね。



始まりは小説の紹介文にも書いてある通り、Twitterのフォロワーさんによる「読み専による小説書いてみようぜ」という企画です。
小説の規定として「1人称のラブコメ」というのがあったのですが、キャッチコピーの通りひねくれ者なので、いわゆる明るいラブコメなんて考えが浮かびすらしないんですよね。
そこで「じゃあ逆に1人称でもラブコメでもない小説をそれっぽく書いてカテゴリーエラーを狙ってみよう」とストーリーを考え始めました。
読み専の人もそうでない人も共感する部分はあるかと思うんですが、私は小説としてしっかりした形にするのが面倒なだけでストーリーを考えるのは大好きなんですよね。誰にも見せてない設定を詰め込んだメモはたくさんありますし。
というわけで、1人称に見せかけて実は語り手が違う。ラブコメに見せかけて実は1人、という作品を作ってみました。
タイトルの『』は文章引用の際にこの表記をするからですね。話分けがかなり歪ですが、そこは紹介文に初小説と書いておくことでスルーしてくれるかなと期待しています。

ギミック自体はすぐ浮かんだので、その後はちまちま設定を練っていました。だいたいそれが完成したのが6月初めくらい。そこから案の定というか、1文字目を書くのが億劫になりました。これこそが読み専が読み専たる由縁じゃないでしょうか。正直書いてる途中も納得いかなくて何度も嫌になりました。
普段本を読んでいるだけあって、自分の文章がおかしいことはよくわかるんですよね。でもそれを改善する術を持ち合わせていない。
同様にそういう意識を持ちながらも、物語を書くことが好きな人は書き方を学んで成長していくんだと思いますが、私は学んでまで書きたいという気持ちはないのでこれまで小説を書こうとは思いませんでしたね。今回書いたのは本当にただのきまぐれ。
そんなわけで、企画されたカクヨムコンテストには間に合いませんでした。というか期限見てなかったし、期限過ぎたときまだ1文字も書いてなかったです。


かの山田エルフ大先生が「小説ってのはターゲットを限定すればするほど面白くなんのよ」と言っていましたが、この作品もTwitterのラノベ読み専にターゲットを絞って書いているので、その人たちに刺されば嬉しいなと思っています。
もしこの作品でカクヨムからの読者を楽しませようとしたらまず1行目で「ラブコメは人それぞれだと思う~」みたいなところから入らないといけないですよね。まぁその場合今の作品では中身がスカスカなのでもっとたくさん書かないといけないと思いますが。

もし私が小説を書くとすれば、それが収入になると思ったときだと思います。その時には文章をきちんと学んで納得いく形で完成させたいと思います。幸い参考になる本は家にたくさんあるからね!

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