• エッセイ・ノンフィクション

ヘドウィグ&アングリーインチ 備忘録

2001年の作品なので、当時映画に夢中だった14歳の私はこの作品を当然観ていた。
しかし当時は男女の性や、恋愛、憎しみ、悲しみ、喜びなどちんぷんかんぷんだったのでまったく琴線に触れなかった。むしろ苦手なタイプで嫌悪感さえ抱いていた。(ナイーヴな中学二年生はMGMミュージカルばかり観ていたので、ちょっとエロいシーンがあるだけで汚らわしいしトラウマだと思ってた)

今19年の時を経て、、

良い事いうじゃんヘドウィグ…!!才能の塊じゃん。どんなに辛くてもヘドウィグはあきらめなかった。愛も、表現も。
投げ出したくなる日も立ち上がった。自分の美しさは捨てなかった。

音楽に対する愛も、他人に対する愛も。


裏切りも憎しみも、赦すことでリボーンするヘドウィグはかっこよかった。


当時の私にはわかりませんでした。


また19年後観たら、捉え方が変わるかもしれない。


中二の時に観ていた映画を少しずつ、今年は観なおすのを楽しみにしようと思うのでした。






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