鴎

全てに疲れて海に現実逃避にやってきた私は、私を「中年」呼ばわりする不思議なお姉さんに出会うのだった。

ごくありふれた一般的なやさぐれた社会人、志乃田マコトはある日車にはねられ死亡してしまう。適当な女神に転生させられて最初に目に入ったのは浴場の一糸纏わぬ少女の姿。そしてなぜだか少女…

魔獣が存在する世界の現代日本。うだつの上がらないながらも平穏な日々を過ごしていた会社員、葛籠マサキはある日メイド姿の魔獣狩りニアと魔獣の戦いに巻き込まれてしまう。瀕死の傷を負いな…

平和の休日を謳歌していた３４歳独身男性の主人公。しかし、その穏やかな時間は唐突な閃光と轟音によってかき消された。窓の外を見ると、そこに立っていたのは全裸の女性だった。

大雨に見舞われた冒険者パーティ、主人公は荷馬車の中で薬草集めに行った仲間を待つ。雨から帰ってくる獣人は人間とは違いやることが多いのだった。

ひとっ風呂浴びていた中年男性、その入浴タイムに突如響き出したのは般若心経だった。ドアも開かず異常空間に閉じ込められた男。そんな男の元に現れた除霊師は面倒なことを言うのだった

仕事に疲れ果て、海辺へドライブに来た中年おじさんの主人公。唐突に出会った女性とワクワクしながら会話するが女性は突如タコ足を生やすのだった。

ある日、廃マンションの屋上に立つ女に出会った会社員、奧田タカキ。魔族だと名乗る女はそのまま建物の上を跳ねまわり街に姿を消してしまう。しかし、その出会いこそが社会に疲弊したタカキの…

仕事帰りの主人公、彼は西日指す都会の大通りで不可思議な着物姿の女と出会う。

一人孤独に格ゲーをやり続ける彼は、しかしまんざらでもないのだった。

VRMMO『グラフテッド・オーシャン』。負けたら死ぬこの死のゲームのトップランカー『SAKAMOTO』はしかし、ひどいVR酔いをする体質だった。

魔王軍に所属する中間管理職ポジションの女魔族レーン。ある日すべてが嫌になった彼女は全てをかなぐり捨て南の島に逃亡したのだった。

労働に疲れた主人公はグダグダする休日を謳歌していた。お気に入りのチップチューン音楽をかけ、ネットで見た食べ方でアイスを食べひたすら無駄に時間を過ごす。至福の時。しかし、そんな時間…

魔法の研究が好きな魔法使い、ログ・ジーンヒルドはある日パーティにクビを宣告される。失意のままに飲んだくれるログの元を訪れたのは銀髪の美しい少女の剣士。彼女は自分のパーティ、『新大…

静かに休日を過ごす疲れ果てた社会人の主人公。しかし、突如アパートの窓ガラスが砕け散り、入ってきた超能力者を名乗る女により、その静かな時間は終わったのだった。

会社が終わりかけ、人生も終わりかけている主人公。やけ酒で酔っ払いながら街を歩いていると、電柱の上に立つ不思議な少女に出会うのだった。恐らく奈須き◯こが好きな

現世で死亡した笹島ミキト（３１）は異世界に転生した。与えられたスキルは『剣聖』、分かりやすい最強スキルだった。草原で助けた二人の冒険者の少女セシルとフェリスは「あなたなら王国一も…

事故で死亡し、ファンタジー世界に転生した俺。しかし、転生したのは美少女戦士のスマホだった。

ドライブの途中、俺が目についたラーメン屋に入ると宇宙人がラーメンを作っていた。俺は目を点にしながらとりあえず席につくのだった。

残業終わりに私が夜景を眺めていると吸血鬼を名乗るヘンチキな女が給水塔の上に座っていた。女は好き放題言って私の至福の時間を邪魔するのだった。

俺は運動不足解消のために冬の川沿いの堤防を散歩していた。そこで出会ったネコちゃんに意気揚々と近づくとそのネコちゃんは突如人語を話したのだった。

半永久エネルギー構造体、フォトニック・マテリアをめぐる『大戦』で世界が滅んでから160年。アヤト・フリューゲルは相棒の第6世代ドール、レジーナとともに廃墟の都市へと赴いていた。そ…

ブラック企業に勤めていた坂下トウマ(30)はある日トラックに突っ込まれ人生を終えてしまう。そのまま女神に導かれ転生した先はなぜか魔法使いの少女、リーゼリットの使い魔のカラスだった…

平凡な会社員の男猪島タケル。ある日クソッタレな毎日にキレてずる休みを謳歌していると突然美人の女が訪問してくる。ドアノブを引きちぎり部屋に入ってきた女は「この部屋は特異点になり、あ…

公園で暮らす胡散臭いじいさんにカンフーを学ぶ、カンフー少女の有海はある日師匠を宿敵を名乗るおじさんに出会う。おじさんは嬉しそうに有海と接するのだった。

　ある都会の繁華街。その場末の高架下のおでんの屋台。そこで酒を飲みながらおでんをつついていたのは異世界で魔王を追い詰める勇者だった。そんな勇者の横にやってきたのは人間に姿を変えた…

仕事に打ちのめされて逃げ出したある大雨の日。私が一軒の駄菓子屋の軒下でうなだれていると女が1人現れた。着物姿で刀を刺す女は自分が妖怪だと名乗ったのだった。

34歳のしがない会社員、小村タカユキはある日、VRスペース『ビヨンド』内でチーターに絡まれているユーザーを助ける。完全な気まぐれだったが、それはチャンネル登録者数8000万人の超…

海辺で細々と魔法で生計を立ててのんびり暮らしている魔女のクロエ。そんな彼女の元にある日突然爆発と共にカーバンクルのモティが現れる。彼の依頼は「港町を観光したい」というものだった。…

登山で人を助け、滑落した俺は転生した。目を覚ますとその体は体高６５ｍの大きなトカゲの怪獣に変わっていた。戸惑う俺が動くたびに町がパニックになり、軍隊が出動する。 もはや平和な日常…

いろいろあって休職中の主人公伊口。彼はある日廃墟でダニーボーイが流れるオルゴールを見つけ、なぜだかそれが元で国際指名手配の犯罪者『拝神允敏』に狙われてしまう。そんな彼を助けたのは…

王様に無理難題を言われ、上級冒険者の俺は上級聖女ラケルと難関の東の果てのダンジョン攻略をするはめになるのだった。ズブの素人との攻略に他の冒険者たちが逃げ出す中、俺は仕方なく聖女と…

新生活が始まる春。それはあの世も同じ話だった。幽霊の女は死神の不動産屋とともに新居を求めて都内のアパートを内見するのだった。

私が目を覚ますとそこは汚い路地裏だった。そこには吸血鬼を名乗る女が立っていて、私は死んでこの世界に召喚されたのだと言う。どう見ても現代の東京のその町はしかし、亜人や異形が闊歩する…

禁足地に住む神霊。皇帝からの勅令を受けた獣人の女は深い山々を分け入り、その元を訪ねるのだった。馬鹿馬鹿しいと思いながら。

晴れ渡った休日の王都の市場。せわしなく人々が行き交い賑わいを見せていた。それを眺める吸血鬼の少女と1人の人間の青年がいた。

地上から遙か上空、雲上を行く飛行艇では事件が起きていた。船内に消えた侵入者、大人たちはその捜索劇に奔走していた。

お正月の王都、異国からの流れものが住むアパートの一室に届いたのはカニだった。同居人にはさっぱり分からないが部屋の主人はこの上なくブチ上がるのだった。

ある日全てを持たない男は十字路にて野垂れ死のうとしていた。そんな男を助けたのは人間ではなかったのだった。

異世界に転生した男は『トウモロコシを育てる能力』を手にし、使い魔と共に静かに暮らすのだった。

特級騎従士(セイン)、楓剣のアリシアは西の果ての田舎町ミンスターに招かれた。地元の名士が新しい工場を建てるために、亡霊巣食う古城を攻略して欲しいというのだ。相棒妖精パックと共にア…

乗っていた海から小船で捨てられた男は自分の終わりを悟っていた。そして、残された時間をゆっくり過ごそうとしていた男の前に神様を名乗る小汚いおっさんが現れるのだった。

太平洋上の宇宙空間で船から放り出された私は地球を眺めながら助けを待っていた。そんな私の目の前に巨大な良く分からない何かが現れたのだった。

朝のニュースでキャスターが言う、『今日は暖かい雪が降ります』。それを聞くと私はニコさんのことを思い出し軽四に乗り込むのだった。

仕事帰りのサラリーマンがコンビニに寄ると小さな月が箱に入って並べられていた。『これでお部屋でお月見を』というポップを添えて。サラリーマンは同居人のために一つ買って帰ることにする。

あるアラサーオタクたちの下らない休日の夜。

社会の下であえぐように生きている青年。ある日突然現れた二人組との出会いで青年の日常は一変していく。近代に近い世界を舞台にしたファンタジー。

田舎道を自転車で走っていた主人公は突如謎の女に呼び止められる。奇抜な女は自分を神様だと名乗り、主人公を助けると言って聞かないのだった。

落書きみたいなショートショートをここに置いていきます。現代ファンタジーが主になると思いますが、それ以外も書くかもです。面白さとか度外視の指遊びの物置のようなものになります。

理から外れた現象、存在、『怪異』と呼ばれるそれらが日常に同居している世界。ある日の夜、地方都市『渚市』で怪異狩を営む紅葉の前に特級怪異『蕨平諏訪守綱善』が出現する。『白峰の霊鏡』…