神木駿

私ごときは、高々９０００人程度の方に読まれている作品しか書いていません。
そんな私の情報や、指摘を完全に鵜呑みにされると多分危ないと思います。

一応、この１年間で情報を収集したつもりですが、間違いがあると思います。
それを念頭に置きお読みください。

まず。
神木さまが『どんな作品を目指しているか』で大分、作品を書く手法が変わってきます。

ただ『読んでもらえない』との事なので、PVを増やす、ということに焦点を当てます。

基本なのですが、だいたい１０話くらい書いていると主人公のキャラが大体固まってくると思います。
それを元にして、見せ場、これが売りだ、というものをきめます。
これを言語化してキャッチコピーを作ります。
並行して、作品名を書くわけですが、基本的に作品名は長文がいいです。
それを読んだだけでこの作品が『どんな展開になっていくかを想像できる』というものを書きます。

こうしないと読者が『こういう作品だと思ったのに違った』とブラバしてしまいます。
読者が安心して読み進められるように準備するのが、このコピーと作品名です。
さらに言えばスマホの目次ページが非常に重要です。
ここで２～３０秒、読者は品定めをします。
その先には上から順番に見ていくでしょう。ですので作品名の下の参加企画、コンテストは結構重要です。
次にタグに目が行きます。
この一行目に一番見せたい要素を書き込みます。
その後にあらすじです。
これらに一貫性がないと、その先に進んでもらえません。
あらすじは一行空けましょう。これは大丈夫ですね。ただもうちょっと多めにしないとブラバすると思います。
あとは最初の５６文字かな？スマホで短縮表示される部分を有効に。一番見せたいものを書く。
例えば『戦場で命を燃やす少女の物語』という出だしならば、これがそう言う作品なのだと理解できます。
どんな場面が売りなのか。これはその直後に必ず書かないと。

さて、次に目が行くのは目次です。
絶対に見出しは付けましょう。これないとブラバします。
あとは第１話　「残酷な世界」はいいとして、その他のエピソード名はもう少しわかりやすいものにした方がいいと思います。
私の作品もカッコつけて二文字で書いていましたが、不評でした。
もっとわかりやすく、そのエピソードの見せ場を短縮したものがいいと思います。

では、やっと内容に＾＾；

第１話。これ重要です。
この作品が何を読ませたいか。これを凝縮しています。
戦場の姫を魅せたいのなら、その姫が活躍している場面から入らないと即ブラバですね。
その主人公の魅力を最大限引き出す場面を考えて構成しないと。

PVを稼ぐには『限りなくライトに』『限りなく次のエピソードへの興味がわくように』
これがないと全く読んでもらえません。
読まれたとしても読み合いだけで終わってしまいます。
あまりよい例ではないと思いますが、私の首取り物語はプロローグで２種類の読者属性を獲得しようとしています。
以前は第２話の、『さあ、せんそ～の時間だ』だけだったのですが、書き進むにつれて、もっとハードになったのでそっちへの対策として第１話を書き足しました。

あとプロローグを第１話に持って行くとそれを読み飛ばされるのを覚悟してくださいね。
私の統計では２割の方がプロローグを読みませんでした。
だからこそWeb小説はすんなり読み始めて、サクサクスクロールさせる技術が必要となります。
紙媒体と全く違う書き方が必要です。
改行は大変良いと思います。ただ、段々と悪くなってしまいます。

第２話
なんだか主人公の印象が薄いです。
多分ですが、主人公の恐ろしさを出す前に他のキャラを出してしまい読者の視点が定まらないのかと。
せめて他のキャラは１名にして、その視点から『紅蓮の姫』の過去の戦歴とか恐ろしい噂とか言わせてから、活躍させるとすごく印象に残るのでは？
主人公のモノローグは大事ですが、この時点では説明が必要な気がします。
なぜならば他の作品と違い戦場物ですので結構設定を説明しないとですので。
『私は○○した』よりも『あ、あいつの炎はヤバイ！に、逃げろ～～』とかです。
その後敵が黒焦げになるとかｗｗ

私のような長編でない限り、１０話までですべてが決してしまいます。
ここまでで一段落を終わりにして、★評価をおねだり。
ここで★貰えないと、ランキングに載る前に埋もれてしまいます。
１週間で新作ブーストは終わりますので、それまでに何としてでもジャンル別週間ランキングに載りたいものです。
ただ現ファンのランキングを狙うのはきついです。
IF戦記ジャンルがないのでこの手の作品は不利なんです。
SFにすれば結構ランキングを狙えるかと。つまり異次元のお話にする。
私のようにパラレルワールドにすればそれが可能かと。

少女の名前は最初に出さないと存在感が出ません。
自分を『鏡花はね。お花が好きなの』こんなセリフがあれば一発で親近感が沸くかと。

あ。
セリフで５行いっていますね。PC表示で。
こうなると、スマホで１０行を超えます。
読みずらいとストレスを持たれるとそれだけでブラバされます。
スマホ表示で４～５行まで。これは絶対です。

根本的なこと言いますと、この村に行く意味が解りません。
何を魅せたいのか？
胸が躍る作品としたいのなら、何かを毎回見せないとです。
山谷山を１話１５００～２０００字の中で完結させる。
長くても２話から３話でストレスを回収させる。
そうでないとストレスを感じてブラバです。
自分でもできていませんが、原則はこうです。
出来るだけ山を目立たせ、ストレスを無くすこと。
これが出来ないとランキングに載るのは難しいです。

長くなってしまいました。
私のエッセイに参考書籍と動画を書いておきました。
本気で書きたい場合はそれを参考にしてみてくださいませ。
では失礼いたします。

ありがとうございます！！

詳細なデータと具体例、参考にさせていただきます！