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わるものぢゃ次回予告ごっこ㉞

毎度ありがとうございます!

次回予告ごっこの前に、ご挨拶を一つ。今回の『まくあい』を持ちまして、三章『晩夏蛍と夏の犬』編は締めになります。恐らく今年度最後の投稿ですが、まさか章立ての区切りと年の区切りが重なるとは思わず、たいそうな偶然だと一人ごちています。ここに書いている時点で、独り言ではございませんが(笑)

それでは次回予告ごっこです!
晩夏の怪蛍の事件が終息し、夏の気配も過ぎ去って、季節は山の木々も黄に紅にと染まり始めた頃。諸々の騒動を経て何かとガタの来ていた藤野屋に、無慈悲にも台風が襲い掛かります。
骨組みが軋み、屋根の隙間から雨露が漏れる無残な家を何とかするため、藤野屋三人組は大工を探します。なんと耳寄りなことに、腕のいい流しの大工がちょうど街に滞在中とのこと。怪蛍騒動で膨らんだ財布を片手に、蛇介は意気揚々と注文を付けに行きます。
しかし藤野屋に下見に来た大工は、虎丸を見て目を見張ります。何やら藤野屋に、並々ならぬ因縁の気配が立ち込めています。

次回『野分のまたの日再会騒動』
宜しければ目通しください。

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