本日最終話を迎えました、「8時間後の無理心中に君は微笑む」についてのあとがきです。
これは某サイトの「余命×純愛」がテーマのコンテストのために書き下ろしたものです。
実は、かなり罪悪感を抱きながら書きました。
と言うのも、身近に難病の人、そしてそのことに涙している家族の存在があるからです。
病に蝕まれる命をエンタメにしていいのか。
少なくとも、私の作品を知っているその人を傷つけることになるんじゃないか。
葛藤しました。
けれど、初めてのお題にも挑戦してみたかった。
物語を書く者のエゴです。
そんな迷いを抱えて書いたものが、結果を出せるはずありません。落ちました(/_;)
けれど、どこかホッとする気持ちもありました。
多分、私が余命ものを書くのは、この作品が最初で最後だと思います。