「奉仕存在の見る世界」完結いたしました。これまで、評価をくださった方々、ありがとうございます。励みになりました。
この作品はジョナサン・ストラウドの「バーティミアス」に影響を受けました。使い魔と魔法使いのコンビものです。二人の油断ならない関係が見事な作品です。辞書のように分厚い本ですが、ペロリと読めてしまいます。その「バーティミアス」を読んだ時の熱に浮かされ、今作を書き上げました。
が全く似ていません。どうも変な方向に進んでしまいました。ターコイズとファティアールの友情を描きつつ、ウィニカの願望を悪意ある形で提示する悪役を倒すという流れは、事前に想定していたものでした。ですが、やはり、書き出してみると変でした。もう少し書き足す部分もあるような気もします。しかし、それをするとストーリーの流れが止まってしまったり、別の部分が失われてしまうのでしょう。ラストのバケットホイールのアンドロイドももっと描写を増やすつもりでしたが、余計かと思い、やめました。
次回作は五月中に書き上げられたらと思います。魔法少女の話です。
最後に、読んでくださったみなさま、ありがとうございました。