本ページは「駆け出し画家、異世界を染め上げる!」
の改訂版の構成についてのお話です。
改訂版コンセプト
『丁寧に、一人一人が繋ぐ、繋がれていく』
改訂版であるこの作品ではモブキャラ一人とってもその人の人生を込めていきます。どんなキャラにもお話を考えてあるということです。
例えば、設定集に『青葉のそよ風』のご夫妻のキャラストーリーを書いています。
実はドラゴンを単騎で倒せるくらいには強いんです。
そんな感じで雑に書かれることはなくなっていきます。
~ストーリー展開~
1.分岐執筆案
これについては複数の展開を一話ごとに執筆し、最終的に全てを織り混ぜ統合された展開が構築される執筆方法です。
わかりやすい例を出します。
スライムが現れた! 初めての討伐にもってこいだろう。手持ちの剣で切ってみた。
グッドエンド→数発の攻撃で倒せた
ノーマルエンド→相手は瀕死だが、にげられた
バッドエンド→ダメージを受けて体が溶けてしまった
トュルーエンド(統合された運命の展開)
腕が粘液によって火傷に似た症状が起き、此方もぼろぼろだが、隙を突いて斬りつけたおかけでスライムも後一撃で倒せるといったところだが、逃げ始めた。
といった感じです。要はループですね。
しかし、ただのループでは終わらせません。
それぞれのエンドにしか存在しないものを登場させることによってオリジナリティを出し、運命の展開に持ち込むものです。
強み→この展開だったらこうなっていたのかを知ることができ、キャラの深層心理と深掘りができる。
欠点→私がつらい(関係ないだろ)。理想像が読者に伝わらないリスクあり。ifストーリーで書けと言われる可能性あり。
2.今まで通りの執筆方法
初回版と同じ一つの展開で書くが、大幅の追加がなされている。
~名前が変わる編~
・オリジナリティの増加、当作品にしかない強みを出す
此方は初回版で登場していた一部キャラクターの名前や主人公の名前が変わる可能性あります。
※剣祖の名前がティアリスからイテアリスに変わりました。
特に決定事項は天叢雲剣は抹消して参考にした剣が登場します。
(これも消した理由の伏線を考え済。執筆します。)
主人公が天照の孫であることに変わりありませんがこれは最も重要なものではありません。
重要度は60%程です。
なぜ主人公が神の能力を持っているのかについては別の理由があり、複雑な絡み合いがあります。
~改訂版、日本神話キャラ出ますか編~
・天照さま出るの?
出ます。シンの秘密を知る神のキーパーソン的存在なので改訂版でも登場します。
(それってバーターじゃ……)
・オロチさん出るの?
出ますが……名前変わってます。 (はい? )
読者様に分かるように20話分までルビをふっておきますが、登場人物は名前変わっていることを知りません。
読者と私しか知らないことです。教えるのは無しでお願いします。
オリジナリティの追求の理由の他に何で変わったのか考察して頂けると嬉しいです。
・スサノオさま出たけど……?
出ます。改訂版では一話のシーンから出てくるかもしれません。
・マリティアーネさんは?
オロチさんの娘としてちゃんと出ます。スサノオさまとは変わらず仲良しです。
初回版の時点で回収しきっていない伏線があります。
~オリジナリティの追求編~
初回版と比較し圧倒的な設定の下、構築していきます。
2020年6月22日(日)時点で聖剣キュベルミナスと剣祖イテアリス・ディエールの設定を設定集に公開しています。今後も大幅追加をする予定です。
・魔神の追加と過去の襲来の影響
設定集のみでの登場だった魔神が本編に出てくるようになります。
※設定集登場の魔神、クタラ、モルタナスア
過去に登場した魔神たちの影響が残っている描写をしていない為、追加します。
・キャラストーリー
全キャラのキャラストーリーを考えています。だれもモブにはしません。
・武器
既に存在する天叢雲剣をそのまま流用するのはつまらないと思い、参考にして敬意を払いながらもオリジナリティを追求したものが登場するようになります。
武具の因子についての設定は続投し、例として
エクスカリバーから剣の因子を抽出し、その性質を継承したり影響を受けた武具が登場する、といったところです。
武具の因子については設定集で言及しています。
こちらもご一読頂けるとありがたいです。
武具の因子はゲーム化した際のことも考えて見出だした設定です。
・防具
初回版だとこちらは特に設定がありませんでした。
一人一人の防具設定を今後公開していきます。
新入り騎士が付けているただの鉄鎧だとしても、その登場人物なりのカスタムを施しているでしょう。
そういった所を描写します。だれもモブにしません。
~主人公パーティーについて~
・主人公の強さ
大幅にナーフされます。(まぁ、強すぎたよね)
段階的に強くなり仲間との出会いで強くしていきます。最終的に最強の一角となる予定ですが、瞬間的に力を行使出来るようにはなります。
・ミューリエの強さ
設定にてこ入れをした為、改訂版では弱くなりますが彼女も最終的に強くなります。
・ウィズム
相変わらずの駄妹属性で皆を和ませます。
肉体もちゃんとつきます。
・ルゥ
彼女については初回版で伏線回収してません。
続投し、初回版通りの展開となります。
・ヴォルフガング
出ます。初登場シーンが突発的で混乱された読者もいらっしゃったと反省してます。
段階的に匂わせる書き方を行い、最終的にあの進化した状態にするという線でいきます。
その他決定次第執筆時に投下します。
私の野望は書籍化→漫画化→アニメ化→映画化→
ゲーム化です。
長文になりましたが、お読み頂いた方、ありがとうございます。
執筆完全再開まで暫くお待ち下さい