皆さん、こんばんは。
季節は２月となりました。
ついこの前元旦を迎えたのに、月日が経つのはあっと言う間ですね。
さて、本日を持ちまして短編作品の『KOKOROの底から愛してるのに。』が無事に完結いたしました。
全４話、一万字以内に収めたラブコメとなりますが、色々と考えさせられた内容でした。
まず、今までのファンタジーなラブコメとは違う恋愛小説の流れを目指して執筆していたのですが、これが思った以上に難しかったです。
ネタが少ない中、ファンタジーで埋めるという手法が通用せず、書き始めは苦労の連続でした。
いつもの学生の恋愛観を捨てて、社会人としての出だし、ヒロイン花凛の職場に対する葛藤も苦肉の策で浮かんだものであり、仕事とは楽しい、面白くないの二択ではなく、生きるために働いてると改めて感じさせられた展開でした。
そんな形で仕上げていった本作ですが、もう一つの壁が立ちはだかりました。
ありきたりな表現だったのか、読者さんが圧倒的に少ないという点です。
これに関してはしょうがないです。
読み手に創作に関する強い意思が伝わらなかったのでしょう。
ちなみに本作のラストはハッピーエンドで終わっています。
前作の長編が救えない謎な終わり方でしたので、それを踏まえて柔らかめなタッチにしています。
本当はプロット当初は淡く切ないバッドエンドにしていましたが、あんまりかなと思い、途中から流れを変え、このような形となりました。
まだまだ恋愛描写が荒削りですが、読み終えてほっこりとする恋愛像を描いたつもりです。
下のリンクからでも最終話が読めます。
https://kakuyomu.jp/works/16818023211874250550/episodes/16818023212857394109ここからは余談となりますが、次回も短編のラブコメを書くのかと思われがちですが、実は今までとは違う新しいジャンルでの長編作品を模索しています。
自分が生み出してきた作品たちを振り返り、ひょっとしたら、このジャンルも向いているのでは？ と思ったからです。
そのジャンルゆえに物語を忘れてしまわないよう、ある程度、書き溜めてから１章が終わるまで連続投稿という試みで、日々、内容を考えている最中です。
今までとは違う設定で、あれこれと頭を悩ませていますが、これがまた、思った以上に楽しい経験で早く皆さんにお見せしたい気持ちで一杯です。
公開は春先を目指して頑張っていますので、これからも応援よろしくお願いします。
それでは次回、新ジャンル作でお会いしましょう。