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二作目あとがき

『星霊乙女のテラフォーム』、とりあえず完結しました。
一作目は数日で書いたけど、今回は環境問題とか人間の習性とか考える分、二週間くらいかかったかな。
でも今回は十万字越えまで到達して文庫本一冊くらい書き終えたという達成感があります。

一作目では凶暴なエルフの世界を書いた反動で二作目は優れた叡智を持つ設定としましたけど、全盛期の脳みそで数千年平気で生きる存在って普通に考えて想像つかないですよね。どこまで到達できるのか、どこまで極められるのか。それと同時に昨日のことのように過去の歴史を覚えているわけです。であれば、愚かな過去は繰り返さないわけです。
正直なところ、エルフだけ残して他は淘汰した方が楽だなとか思って笑ってしまいますね。

そんなエルフでも幼年期は人間並みのエルフ生しか生きていないので、四十にして惑わず、五十にして天命を知るイメージで主人公には成長してもらいました。そこまで行ったら、もう第一部完って感じがして、展開を思い浮かべましたけど、天命を知った後は、今後も変わらずに生きていくわけで、この時点でエルフとしてほぼ完成されるから蛇足かと思って完結としました。
だって、愚かな人間を信じて裏切られてピンチに陥るフィスリールなんて書きたくない。
本当に胸糞展開とかよく書けるな〜って、書く側になって改めて感心してしまいます。

いや〜厳しい!ESGだのSDGsだの考えろとか言われて困る様な私には少し荷が重かった。
三作目を書くか決めてないけど、特に思い浮かべることがなければ読み専に戻るかも知れません。

ではご機嫌よう。

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