連載中の『勝手にしやがれ!~ジャンク・ストーリーズ』ですが、本日完結いたしました。
あとがき代わりに、こちらの近況ノートでちょこちょこ書かせていただきます。
この作品は、某社のライトノベル新人賞で三次選考まで進んだものを改稿したものです。
他にもいくつかの賞に送りましたが、主に「エンタメとしてのダイナミックさに欠ける」という理由で落選致しました。言われてみれば確かに、というよりも自覚はしていた難点ですが(笑)。
ただ、何かといえば壮大な作品が多いファンタジー系ライトノベルの中に、こういうショボいのがあってもいいんじゃないか、という
思いから書き上げた作品です。
もちろん、異世界を舞台とした日常系も最近は増えてきているのですが、その系統とも違う……言うなれば「やさぐれ系」を狙っています。
殺伐としているようで、どこか抜けてる、全体的には「ショボい」というところでしょうか。
英雄豪傑の織り成す武勇伝や絢爛豪華な舞台設定、あるいは純情可憐なヒロインよりも、もっとダメダメな感じの人とか事件とか、そういうのが好きなんですね、私は(笑)。