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相原彩智が関わっていた青葉市場とは?

株式の投資をしていなくても、『東証一部』を聞いたことがあるでしょう。

株式を取引する市場を指す名称です。

東証は、東京証券取引所のことです。

一部とは東証が開設している市場の一つで、『一部』という名称なのです。

企業の株式が東証一部のような証券市場で取引されるようになることを上場といいます。

上場される会社には事業規模(いわゆる大企業であること)が求められます。

上場する最大の目的は資金調達です。上場の際に、新たに株式を発行する(増資という)からです。

では、彩智が関わっていた青葉市場とは、どんな市場でしょう。

大企業でない中小企業の株式を取引する証券市場です。

中小企業ならどんな会社でも青葉市場で資金調達できる訳ではありません。

ダミー会社は論外ですが、目標に掲げた業績を達成する意欲の高さ、それを裏打ちする実行力が求められます。

彩智はそんな会社を探して、関東圏を駆け回っていたのです。

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