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やっぱりラテン語にした

有名な話として、ヘリコプターはヘリコ・プッターなんすよ。
ヘリコは回転、プッターは翼。

胃潰瘍の原因になるヘリコバクター・ピロリ菌ているでしょ?
あいつらはべん毛が回転して移動する細菌類で、回転部分が特徴的なのでヘリコなのさ。
でバクテリアのバクターで細菌。
これはこれで分子レベルのモーター的な意味ですっごい面白いんだけど、ラテン語とは別の話なので割愛。

恐竜好きなら、プテラノドンは知ってるよな?翼竜。
翼のプッターと、歯のドン。
歯の生えた翼のあるやつ、ね。
とっても簡単。
ちなみにイグアノドンは、イグアナの歯。
ついでにトリケラトプスは三本の角な。モノ、ジ、トリで。
こっちも長くなるのでココまで。

メメント・モリってあるやん。死を想うだっけ。
メメント・モーライの方が繋げ易いかな。
RAGEのオーケストラアルバムで、リングア・モーティスってあるのよ。
「死の言葉」って意味。
モーライ、若しくはモーティスは「死」を意味する。
サルタティオ・モーティスってのもあってだな。
https://youtu.be/7J6_YCLj5zg?si=AtGBfpa-hpgrJC-X
サルタティオは踊りで、死の舞踊。
少しだけドイツ来たぜ!繋がりはその内だが。

ヨーロッパ語圏として、英語でも似た言葉はあるよな。
メメントはメモリー。
リングアはランゲージ。
サルタティオは跳ね跳ぶような奏法で、スピッカートの一種みたい。これはイタリア語らしいね。

ラテン語ってもそんな難しい由来はなく、日本語の古語とか中国の漢文みたいなもので。
言葉は人の道具、言葉の繋がり=人の繋がりと言っていい。
つまるところ、人種の遷移は言葉に表れると思っていいんではないかと。
薩摩のような意図的に語彙を変えなければ、自然と民族の流れはアチコチに痕跡が残る。
いや、意図した変化すら歴史の一部として嗜むのもアリか。

バベルの塔は確かに人との繋がりを遠ざけたけれど、同時に似て非なるものの魅力を際立たせたよね。
妖怪を始めとした民俗学も、手間は掛かれど浪漫の塊だよなあ。


・・・と、理系のオッサンは外側から垣根の向こう側を覗いたりするのさ。

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