@kaesarea

  • に登録

三十八万キロメートルの永遠／
熒惑星

現代版かぐや姫、のような何か。 もうすっかり身体が馴染んでしまった世界から一歩踏み出す。その時、足を踏み入れたエレベーターが僅かに揺れた気がして、一瞬だけ恐怖心を思い出した。そ…
わたし、月に帰らなくちゃいけないの
熒惑星
見覚えのある要素が新たな世界に繋がる書き出し
イチモンジ・ルル（「書き出し大切」企画）

線香花火の延命／
熒惑星

「花火、やらない？」 　そう彼に声を掛けたのは、瓶に閉じ込められた何時かの線香花火があまりにも憐れだったからかもしれない。
瓶詰めの線香花火
熒惑星

春に咲くおじさん／
しぇもんご

第一回さいかわ卯月賞の開催、誠におめでとうございます。記念すべき第一回に花を添えたかったのですが、私にはおじさんを添えることしかできませんでした。 （縦組みを意識して書いておりま…
おじさんを愛するすべての人たちへ…
しぇもんご
春に咲いてくれたおじさんは、どこまでも心のバディです
刹那

雨を集めるヌメメ／
しぇもんご

　昔、進◯ゼミの勧誘の手紙にマンガの小冊子が入っていたのですが、今も入っているのでしょうか。私はアレがすごく好きだったんです。進◯ゼミに入ると、勉強も部活も恋も全部うまくいくんで…
いつから僕らは傘をさすのが当たり前になってしまったのだろう。
しぇもんご
目には見えないけど、心では見えるもの
刹那

Sanctuary／
熒惑星

君の心臓をたたえた白百合や
熒惑星

余剰／
熒惑星

「こうやって手をつなぐのよ」 　そう言ったあなたの手は柔らかくありました。 さいかわスプリングダッシュ参加作品 https://kakuyomu.jp/user_events…
必要な分を除いた余り。必要以上の余分。残り。残余。剰余。
熒惑星

檸檬／
熒惑星

「やあ、久しぶりだね。なんて言ってみるよ」 「では、ええ、久しぶりですね。と返してあげましょう」 或る二つの個体のとりとめのない話 偽教授檸檬杯 参加作品 https://…
何故檸檬は黄色なのか
熒惑星
レモネードのような爽やかな哲学
悠鬼よう子

拝啓、なずなの君へ。／
熒惑星

最低な恋、だった。 そう言い切ることに若干の躊躇いを覚えるけれど、誰がどう見たってそう言うんだろうとも思う。
  • ★44
  • 恋愛
  • 完結済 5話
  • 3,279文字
  • 更新
どうか快晴に還してね
熒惑星
リズミカルな若々しさと混乱の書き出し
イチモンジ・ルル（「書き出し大切」企画）

プロトコールが鳴り響く／
朝田さやか

カクヨム甲子園2020ロングストーリー部門読売新聞社賞受賞作。 インターハイ出場を夢見て、高校三年間懸けてバレーボールに打ち込んでいた菜乃やそのチームメイト。 2020年、夏。…
インターハイ中止、私たちの夢は消え去った
朝田さやか
大人にもあの頃の熱を灯す良作。
鈴江さち

タヌキの一期一会／
尾八原ジュージ

角川武蔵野文学賞によせて書きました。ファンタジーなのでライトノベル部門にしましたが、素養がないのでラノベっぽくないかもしれません。
あなたとは今しかお話しできない運命かもしれません
尾八原ジュージ
都会のタヌキはバスも乗り慣れてるんだろうな
日崎アユム/丹羽夏子

平凡な少女のありふれた死に方／
紙野 七

ある日、主人公・西村景は部室で白坂奈衣が死んでいるのを発見した。 文芸部と演劇部が合併してできたという文演部では、『本作り』と呼ばれる特殊な作品作りが行われていた。 自分たちで…
その日も彼女が死んでいた。
紙野 七
生きるとは？　死ぬとは？　それは、誰のものでもない。自分だけのもの。
神山れい

君の嘘は優しくない／
紅井さかな

何もかも嫌になった俺は家出をする決意をした。 しかし、家出どころか一人旅すらもした事がなかった。 そんな時、家出少女のマイカと出会う。警戒心を抱きながらも、元気で明るいマイカ…
  • 残酷描写有り
  • 暴力描写有り
ただ好きだから、優しくしたかっただけなのに。
紅井さかな
人の心がミステリーとなる。
加須　千花