近況ノートは２年以上更新していないので、２０２３年度中に１回だけ更新しておこうかなと思う。
まぁ、近況といったところで、私の近況に興味がある奴なんて、どこにもおらんけど……。
カクヨムに関しては、この１年、他人の作品をやたらと読むようになった。
以前、ある県で一番大きい書店の店長をしていた私の感想としては、まず、このサイト自体が、電撃文庫のネット版という感じがする。
当時、角川グループでは『電撃組』『男組』『女組』という特約店制度があって（今はどうなのか、全く知らない）、私の店は『電撃組』に加入していた。
取次（日販やトーハン）が最も影響力を持っているこの業界で（今はそうでも無さそうだけど……）、角川グループだけは版元主導で配本していたので、ちょっと特殊な存在だったかもしれない。
特約店に加盟していないと、新刊がほとんど来ないという形態だった。
角川グループは、一部（確か、あすかコミックだったかな？）だけが雑誌扱いで、あとは書籍扱いだったと記憶している。
雑誌扱いだと、地域によって発売日がズレるけど（今はどうなのか、知らない）、書籍は発売日に入荷する。
角川グループは（あと、ハーレクインも）熱狂的なファンが多く、発売日めがけて買いにくる人ばかりだった。
だから、雑誌扱いによるズレの心配はなかったけど、一風変わった面倒な客が多かったのは事実……。
うちは特約店だったので品切れの心配はなかったけど、発売延期の情報は、なぜか、お客さんの方が早いって感じたったかな？角川に限ってはね。
文庫やコミックは、新入社員が担当することが多いので、私はあまり詳しくないんだけど（私が担当していたのは９０年代、遥か昔……）、電撃文庫だけは桁違いの売り上げがあって、それだけファンも桁違いに多く、執筆する人も桁違いに多い。
私はこの分野とは縁もゆかりも無い文章を書いているので、カクヨムでは相手にされないことも、初めから知っている。文章を書くこと自体、下手だしね。
全体的に、ＳＡО（ソードアートオンライン）の影響を受けた作風が多いなぁという印象……。
みなさん、よくも、長編をスラスラと書けるなぁと、感心している。
私は１作品だけ書いて、挫折。
最近は、自殺願望が強い……。
一度、転落事故を起こしているにもかかわらず、なぜか、強い……。
日本では、それを口に出した瞬間に、「勝手に死ねばぁ？」って、バカにしてくる奴ばかり。
なぜなら日本人は、恵まれた環境でヌクヌクと生きてきた被害妄想者と、不幸の背比べをして意地でも勝とうとしたがるクソガキしかいないから……。
この国の人たちは、当たり前のように家族がいて、当たり前のように住む家があって、当たり前のように友人がいて、当たり前のように恋愛ができて、当たり前のように結婚できて、当たり前のように子供がいる、または、そのどれか一つでも経験できている恵まれた人生ばかり……。
その経験数の少ない人が、多くを経験できている人間に対して被害妄想を膨らませている。
自分より（幸せの）経験が少ない人に対しては、「努力・我慢・行動・ポジティブ・ネガティブ・前向き・後向き・プラス思考・マイナス思考・諦める・諦めない・強い・弱い……」という言葉を使ってバカにするくせに、（幸せの）経験が多い人間に対しては、「才能・運」という言葉を使って、そうなれないのは自分のせいではない！と、身勝手な解釈をする。
日本人は、一人一人が、自分のことを『日本で一番不幸な人生を送っている』と思い込んで生きている……。
私は、そんな日本人の背中を、路上生活をしていたときに、最下層から眺めていた。
全員が、他人に向かって、「頑張っている私を認めてほしい」「頑張った分だけ私を愛してほしい」と、願っているように見えた。
対照的に自分より後ろにいる奴には、「私が生きるだけで精一杯なのに、なんで後ろを振り返って、お前たちに手を差し伸べなければならないのか？」と、私のいた最下層には、そんな態度だったね。
日本人はボランティア精神が無いのではなく、助ける義理がないから何もしないのである。
それが、１０代から天涯孤独になって、多くの部下を持つ管理職という立場から路上生活、牢屋暮らし、精神病棟暮らしと……、ぶっ壊れた人生経験を持つ、私の感想……。
努力・我慢・行動・ポジティブ・前向き・プラス思考・諦めない・強い……は、生きる意味・気力・目的・希望を失って、無気力と絶望に包まれたら、何一つできなくなる。
これも自分がそういう経験をしないとわからない。
『ホントウノコドク』に陥るとは、そういうことである。
１０代、２０代、３０代、４０代が過ぎて、その間、この世に会話の相手とメールの相手は一人もいなかった……（まぁ、これを言っても誰も信じないし、この国では大袈裟という言葉とともに、私に被害妄想のレッテルを貼ってくるクソガキしかいない……）
家族主義国家日本で、天涯孤独になり、持って生まれた才能（外見・性格・身体的能力・知能指数（IQ））に恵まれていなかったら、誰だってそういう運命をたどる。
人と繋がることが不可能になってしまう。
まして、私のように虐待や育児放棄を食らってしまうと、さらに難しくなる。
当たり前を当たり前だと思っている大半の日本人には、それが何一つわからない。
天涯孤独という生きられない世界を、むしろ、羨ましい世界だと思っているに違いない。
言葉が通じないほどに違う人々に対して、私は何を発信しているのだろうと思うことがある。
自殺願望が強い日には、特に……。
人の輪の中にはいたいけど、自分の文章には触れてほしくない……、そんな矛盾を感じながら、壮大な独り言を書き続けている気がする。