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207話の補足として

いつも国以下略をご愛顧頂きありがとうございます。

今回は言い訳と人物の紹介です。

本来でしたら長宗我部 元親ではなく、例えば長宗我部 慶親のように三好 長慶の一字が偏諱されるのが自然だと思われます。
ですが作中では細川 晴元からの偏諱だというのを重視して、三好 長慶が元親と名乗るのを許したと設定しています。この細川 晴元からの偏諱が、長宗我部 元親の出世にも繋がったという設定です。

土居 清晴 ─ 土居 清良の父。1560年の豊後大友家の侵攻で討ち死にした。正妻が西園寺 実充の娘。

土居 清良 ─ 幼名 虎松。1560年に豊後大友家との戦いで祖父、父、兄二人を亡くし、没落する。そのため土佐一条家を頼った。後に南予西園寺家に戻り大森城主となる。南予西園寺家では鉄砲隊を率いて数々の功績を上げた。その中の一つに長宗我部 元親の家老・久武 親信を討ち取ったものもある。豊臣 秀吉の四国攻めによって主家が滅び当人はそのまま下野する。以降仕官はしなかった。日本最古の農書を作ったとも言われている。

三好 長慶は細川 晴元を大好きですので、そこを利用させて頂きました。で、それを分かる長宗我部 元親だからこそ、結果を出すために洗礼を受けてまで三好宗家に利を齎そうとする。そんな考えで207話は作っています。

当然ながら有沢 重貞は考え過ぎです。主人公から余計な話を吹き込まれてキリスト教に対して過敏に反応しております(笑)。

いつも通りマニアックなネタですが、少しでも面白かったなら幸いです。

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